昨年は序盤から投打のバランスが悪く、3~4月は借金5でスタートダッシュに失敗し、6月を終えた時点で借金12の最下位に沈んだ。しかし夏場から息を吹き返したように盛り返し、7月を15勝7敗で乗り切ると、シーズン最終戦までクライマックスシリーズ…
チーム初のリーグ3連覇を狙い、優勝候補に挙げらていたシーズン。開幕からいきなり5連勝し、うち4試合は完封勝利の絶好のスタートを切った。 ただ、レギュラーの塩見泰隆(ENEOS~17年④)と山崎晃大朗(日大~15年⑤)が開幕に間に合わず、一昨年、史…
在籍6年間で2度のリーグ優勝、5度のAクラスを達成した辻発彦監督が勇退し、満を持して新監督に松井稼頭央を迎えたシーズン。ただ期待とは裏腹に、一度もAクラスに浮上せず、優勝争いに絡むことなく5位でシーズンを終えた。 低迷の要因は打撃の不振に尽…
開幕直前にロドリゲスが亡命…開幕直後にはエースの大野雄大(佛教大~10年①)が左肘の手術でシーズン絶望と開幕早々チームに暗雲が立ち込めた。その負の連鎖は留まることなく、主軸を期待された新外国人アキーノは僅か20試合出場で本塁打1本、新外国人の…
一昨年は新庄剛志監督の就任、昨年は新球場「エスコンフィールド」が開場し、2年続けて話題には事欠かなかったが、「優勝しか目指さない」と豪語して臨んだシーズンは、新球場の盛り上がりに成績は伴わず、2年連続の最下位に沈んだ。 昨シーズンも開幕早々…
12/8に2度目の現役ドラフトが開催された。今年は2~3選手の移籍があるのかと思ったが、昨年同様1名(計12名)の移籍になった。 【セ・リーグ】 阪 神 …漆原 大晟(オリックス・投手/新潟医療福祉大~18年育①) 広 島 …内間 拓馬(楽 天・投手/亜大…
今年の現役ドラフトは、昨年から1つ変更になり、各球団は指名対象となる選手を2人以上リストアップするが、その際、年俸が5,000万円以上~1億円未満の選手をリストアップした球団は、5,000万円未満の選手を1名追加し、3人以上の選手をリストアップするルー…
今年のオフは戦力外になった選手がハイペースで移籍が決まる一方で、トライアウト参加選手の門は例年になく狭く、参加した59名中で新天地が決まったのは3選手のみで、NPBは吉田凌(オリックス→ロッテ育成)1名のみと明暗が分かれている。 昨年から始…
関西ダービーに沸いた日本シリーズが終わり、いよいよストーブリーグが本格化してきた。既に山本由伸(オリックス)がポスティングでのMLB移籍が確定的で、松井裕樹(楽天)もMLBを目指しFA宣言した。さらに山崎福也(オリックス)と平井克典(西武…
10/2に始まった戦力外通告は、育成選手も含む138名(うち引退は12名)を数え、外国人選手も16名(退団4名含む)が自由契約になった。戦力外通告は日本シリーズ終了後翌日(阪神とオリックスは5日後)までで、明日で期間も終了する。一方で11/…
今年は「豊作」と呼ばれたドラフトだったが、それを証明するかのように、1位競合による抽選が過去最多の7回を数えた。例え抽選で外しても、1位候補の選手が多く、各球団が積極的に欲しい選手を指名した。「豊作」と言われた今年が、本当に「豊作」になる…
今年のドラフトは、1位候補だけで20名前後の名前が挙がる「豊作」と言われている。その中心となるが大学生投手で、佐々木朗希(ロッテ)や宮城大弥、紅林弘太郎(オリックス)に長岡秀樹(ヤクルト)と同世代で、黄金世代と呼ぶにふさわしい選手が揃って…
一昨年、昨年の逆転優勝で連覇を果たし、昨年は26年振りの日本一に輝いた。今季も優勝候補に挙げられていたが、主砲の吉田正尚(レッドソックス)がMLBへ移籍、ソフトバンクの大型補強もあり、不安要素の多いシーズンだった。 しかしゴールデンウィーク…
19年から4年連続Aクラス入りを果たしたものの優勝には届かず、遂に05年優勝の際の岡田彰布監督の再登板が決まり、18年振りの優勝を目指してのシーズン。 昨年の開幕9連敗の悪夢から、今季は開幕4連勝で首位スタートをきり、盤石な投手陣で大きな連…
昨年のオフはソフトバンクの独壇場だった。他球団と大争奪戦の末に日本ハムから近藤健介(横浜高~11年日④)と、DeNAから嶺井博希(亜大~13年D③)をFAで獲得し、阪神からガンケル、ロッテからオスナ、仕上げにMLBから有原航平(早大~14年日①)も…
16~18年のリーグ3連覇から一転、4年連続のBクラスのなか、コーチ経験もない新井貴浩監督を新監督に迎えチームの刷新を図った。 開幕から4連敗スタートと新監督の船出は厳しかったが、その後一気に5連勝で貯金生活に入ると、苦手な交流戦を9勝9敗…
一昨年、昨年と2年連続で後半に失速し、特に昨年は歴史的な大失速でBクラスに沈んだ。今季は前半から苦戦し、4~6月は3度の5連敗もあり最下位に低迷…。主力の高齢化が懸念されるなか、誰もが今シーズンは終わりかと思った。 ただ今年は一味違い、若手…
投打に戦力が充実し、開幕前にMLBでサイヤング賞を獲得したバウアーの加入も決まり、優勝候補に挙げられたシーズン。開幕からまさかの4連敗を喫するも、その後は強力打線を擁し16勝3敗の驚異的な成績で4月を首位で終え、25年振りの優勝に期待が膨…
吉井理人新監督を迎えた今シーズンは、選手層の薄さに加え、開幕前から主力にケガ人が続出し前評判は高くなかった。ただ、開幕3連敗スタートながら、接戦をものにするスタイルで4月を首位で終えると、6月中旬まで首位の座をキープした。 しかし7月末にエ…
シーズン前から優勝を狙うには戦力を不安視する声が多かったが、不安は的中し、優勝した阪神には借金12で独走を許す要因となった。チームとしては05~06年以来2度目の2年連続のBクラスになり、同一監督となると初めてのことで、歴代最長を更新し、…
在任6年で5度のAクラス、2度のリーグ優勝を果たした辻発彦監督が勇退し、満を持してファン期待の松井稼頭央新監督を迎えたシーズンだったが、残念ながら2年振りのBクラスが濃厚になってきた。 連覇した18~19年に「山賊打線」と称された強力打線は…
オリックスとともにリーグ3連覇を狙ったシーズンは明暗が別れ、まさか首位阪神から28.5ゲーム(9/10現在)も離されるとは誰も想像しなかっただろう。 昨年は7月にプロ野球史上最速でマジックを点灯させ、村上宗隆(九州学院高~17年①)の日本人最多…
就任2年目を迎えた新庄監督。昨年は「優勝は狙わない」と宣言し、育成と主力になり得る選手の発掘をメインに1年かけトライアウトを実施した。一転、新球場元年の今年は「優勝しか狙わない」と自身のパフォーマンスも封印してシーズンに臨んだ。 監督の思い…
手元に昨年のプロ野球記録集計号があるが、中日の見出しタイトルは、「今季も深刻だった得点力不足。打線が投手陣を援護できず、ビジターの戦いにも大きな課題」とある。一年やそこらでチーム状況は大きく変わらないとしても、まさしく2年続けて同じタイト…
●コロナ前に戻った大会の熱気とは裏腹に、やや寂しいドラフト候補選手 今年の甲子園も数々の熱戦が繰り広げられ、いよいよ決勝戦を残すのみになり、昨年の東北初優勝から連覇を狙う仙台育英高(宮城)に1世紀ぶりに決勝進出を果たした古豪・慶応高(神奈川…
ペナントレースもいよいよ後半戦に入り、今日から甲子園も始まります。ドラフトまであと2ケ月になり、各チームとも候補者を絞り込んできている。 今年のドラフトは大学生投手を中心に豊作と言われ、89年(平成元年)に匹敵するほどの大豊作とも言われている…
交流戦も終わり、シーズンもいよいよ半分を過ぎようとしている。トレードの動きはないが、新たにソフトバンクがデスパイネの再獲得を決め、日本ハムとい中日で2対2のトレードが成立した。 今季はシーズン開幕後から18名の選手が新たに支配下され、ハンソ…
昨年もそうだったが、今季もトレードが少ない。昨年のオフに初の現役選手ドラフトがあり、また育成選手の人数が増え、シーズン途中に有望な若手を支配下登録して補強することも要因として挙げられる。 実際に現役ドラフトでは、阪神の大竹耕太郎と中日の細川…
天才打者と言われたイチロー(オリックス)に前田智徳(広島)、そして日本のエースと言われている山本由伸(オリックス)に共通しているのは、全員がドラフト4位で指名された選手たちだ。 ドラフトファンからすると、4位の指名はチームの自由度があり注目…
ドラフトの成否を見るには、5年後を見てみないと分からないと言われている。入団時にどれだけ注目されても、5年後に主戦として育っているかが大事で、5年前の当たりクジが外れクジになる場合もあるし、その逆もあり、そして当然チームの成績に連動してく…