今季もここ数年の課題が解消されることはなく、得点数は20年から5年連続でリーグワースト、ビジターゲームでの弱さも相変わらずで、ホームゲームは2つ貯金も、ビジターは借金18の内弁慶ぶりで、満を持して就任した立浪和義監督が退任を発表し、3年連…
9/15のソフトバンク戦のTV中継を観ていたとき、解説者が「当初はこの日のカード辺りが優勝を争う天王山になる予想だった」とコメントしていたように、シーズン前はソフトバンクと優勝予想が二分していた。結果は明暗が分かれ、ソフトバンクは独走で優勝…
昨年はチーム初の3連覇を目指すも、リーグ最多敗で最下位を免れるのがやっとで、今季も混戦セ・リーグのなか優勝争いに絡むことすらできなかった。21~22年の連覇が嘘のようにチームは低迷気味で、暗黒期に突入する雰囲気すらある。 最大の要因は投手陣…
開幕前は強力な投手陣を擁し優勝候補にも挙げられていたが、シーズンが開幕すると目を覆ってしまうような歴史的な貧打で最下位を独走し、三顧の礼で迎えられた松井稼頭央監督が交流戦を前に事実上解任された。 その後は渡辺久信GMが異例の監督兼務で指揮を…
ペナントレースも終盤に入り、甲子園も京都国際高の初優勝で激戦の幕を閉じ、ドラフトまであと2ケ月まで迫った。そこで、現在注目されている選手を挙げてみたい。 昨年は大学生が豊作と言われ、今年も上位は大学生中心になりそうだ。ただ、豊作と言われた昨…
最後に、連覇を狙う昨年優勝のチームを挙げてみた。トレード期間まで残り2週間ちょっとで、西武中心に2件のトレードが成立しているが、果たしてこのままで終わるのか注目したい。 ◇阪神(4位)42勝38敗5分 正直、ここまで苦戦するとは思わなかった。…
今回はともにリーグ優勝を狙う2位チームを挙げてみました。ようやく松原聖弥(巨人)⇔若林楽人(西武)のトレードが成立したが、優勝を狙うチームなら純粋に補強を、次年度以降を見据えるチームは若手有望株の獲得など、ここはMLBに倣ってもっと積極的に…
今回は現状、トレードに急を要しないチームを上げてみた。特にパ・リーグで独走状態に入りつつあるソフトバンクは、選手層の厚さで頭ひとつ抜けており補強するポイントが見当たらない。日本ハムもこの間の補強が実を結び、若手も着実に経験を積んでおり、将…
今回はともに下位に低迷している打高投低の似た同士のチーム状況を考えてみました。ともに交流戦で調子が戻りつつあり、上位追撃のムードも高まってきており、トレードでチームを活性化させたい。 ◇ヤクルト(6位)22勝30敗4分 シーズン前の補強は的を…
今季はトレードが少なく、シーズン前の郡拓也(日本ハム)⇔若林晃弘(巨人)の一例しかない。パ・リーグはソフトバンクと日本ハム、ロッテのAクラス組とBクラスの差がついてしまったが、セ・リーグは混戦状態で、どのチームにも可能性はある。そこで、各チ…
昨シーズン5年目を迎えた18年ドラフト組は、投手では小島和哉(ロッテ)と戸郷翔征(巨人)がエース格に成長し、清水昇(ヤクルト)と島内颯太郎(広島)は中継ぎでタイトルを獲得している。野手では近本光司(阪神)の活躍がずば抜けており、最多安打、…
いよいよ明日、待ちに待ったプロ野球が開幕します。今年も熱戦に期待し、僭越ながら、順位予想をしてみたいと思います。(選手指名は開幕一軍、※は新加入選手) ●セ・リーグは、頭一つ阪神が抜けており、独走を許さない展開に持ちこみたい ①阪 神 ②巨 人 ③広…
4年連続のBクラスに沈み、一度もコーチ経験のない新井監督を新たに迎えた臨んだシーズンは、前評判は高くなく、大方Bクラス予想だった。スタートから開幕4連敗で、新監督には厳しいスタートになったが、その後の5連勝で借金を完済すると、3~4月を5…
昨季は新たに吉井理人監督を迎え、日替わり打線など決して十分な戦力でないなか、前半は先発投手陣が抜群の安定感を見せ、6月まで首位争いを演じた。しかし攻撃陣の調子が一向に上がらず、頼みの先発陣も小島を除き次々と離脱すると、後半戦は先発の枚数が…
強力打線を擁し、シーズン開幕直前にはサイ・ヤング賞にも選ばれたバウアーの獲得も発表されるなど優勝候補に挙げる声が多かった。 開幕こそ4連敗スタートだったが、下馬評通り3~4月を16勝3敗の首位で終えた。ただ、その後は月間で勝ち越しと負け越し…
最終戦で優勝を逃した一昨年に続く劇的なシーズンだった。オフに近藤健介(横浜高~11年④)を5球団競合に末に獲得し、ロッテからオスナ、阪神からガンケル、開幕前にはNPB復帰の有原航平(早大~14年日①)も獲得する大型補強を敢行した。 開幕5連勝と6…
連勝したかと思えば、その直後に連敗するパターンを繰り返し、月間で見ると大きな勝ち越しもなければ負け越しもなく、5月からは4位が定位置になり、そのままシーズンを終えた。2年連続のBクラスは、05~06年以来になり原辰徳監督が勇退した。 昨季も…
昨年は序盤から投打のバランスが悪く、3~4月は借金5でスタートダッシュに失敗し、6月を終えた時点で借金12の最下位に沈んだ。しかし夏場から息を吹き返したように盛り返し、7月を15勝7敗で乗り切ると、シーズン最終戦までクライマックスシリーズ…
チーム初のリーグ3連覇を狙い、優勝候補に挙げらていたシーズン。開幕からいきなり5連勝し、うち4試合は完封勝利の絶好のスタートを切った。 ただ、レギュラーの塩見泰隆(ENEOS~17年④)と山崎晃大朗(日大~15年⑤)が開幕に間に合わず、一昨年、史…
在籍6年間で2度のリーグ優勝、5度のAクラスを達成した辻発彦監督が勇退し、満を持して新監督に松井稼頭央を迎えたシーズン。ただ期待とは裏腹に、一度もAクラスに浮上せず、優勝争いに絡むことなく5位でシーズンを終えた。 低迷の要因は打撃の不振に尽…
開幕直前にロドリゲスが亡命…開幕直後にはエースの大野雄大(佛教大~10年①)が左肘の手術でシーズン絶望と開幕早々チームに暗雲が立ち込めた。その負の連鎖は留まることなく、主軸を期待された新外国人アキーノは僅か20試合出場で本塁打1本、新外国人の…
一昨年は新庄剛志監督の就任、昨年は新球場「エスコンフィールド」が開場し、2年続けて話題には事欠かなかったが、「優勝しか目指さない」と豪語して臨んだシーズンは、新球場の盛り上がりに成績は伴わず、2年連続の最下位に沈んだ。 昨シーズンも開幕早々…
12/8に2度目の現役ドラフトが開催された。今年は2~3選手の移籍があるのかと思ったが、昨年同様1名(計12名)の移籍になった。 【セ・リーグ】 阪 神 …漆原 大晟(オリックス・投手/新潟医療福祉大~18年育①) 広 島 …内間 拓馬(楽 天・投手/亜大…
今年の現役ドラフトは、昨年から1つ変更になり、各球団は指名対象となる選手を2人以上リストアップするが、その際、年俸が5,000万円以上~1億円未満の選手をリストアップした球団は、5,000万円未満の選手を1名追加し、3人以上の選手をリストアップするルー…
今年のオフは戦力外になった選手がハイペースで移籍が決まる一方で、トライアウト参加選手の門は例年になく狭く、参加した59名中で新天地が決まったのは3選手のみで、NPBは吉田凌(オリックス→ロッテ育成)1名のみと明暗が分かれている。 昨年から始…
関西ダービーに沸いた日本シリーズが終わり、いよいよストーブリーグが本格化してきた。既に山本由伸(オリックス)がポスティングでのMLB移籍が確定的で、松井裕樹(楽天)もMLBを目指しFA宣言した。さらに山崎福也(オリックス)と平井克典(西武…
10/2に始まった戦力外通告は、育成選手も含む138名(うち引退は12名)を数え、外国人選手も16名(退団4名含む)が自由契約になった。戦力外通告は日本シリーズ終了後翌日(阪神とオリックスは5日後)までで、明日で期間も終了する。一方で11/…
今年は「豊作」と呼ばれたドラフトだったが、それを証明するかのように、1位競合による抽選が過去最多の7回を数えた。例え抽選で外しても、1位候補の選手が多く、各球団が積極的に欲しい選手を指名した。「豊作」と言われた今年が、本当に「豊作」になる…
今年のドラフトは、1位候補だけで20名前後の名前が挙がる「豊作」と言われている。その中心となるが大学生投手で、佐々木朗希(ロッテ)や宮城大弥、紅林弘太郎(オリックス)に長岡秀樹(ヤクルト)と同世代で、黄金世代と呼ぶにふさわしい選手が揃って…
一昨年、昨年の逆転優勝で連覇を果たし、昨年は26年振りの日本一に輝いた。今季も優勝候補に挙げられていたが、主砲の吉田正尚(レッドソックス)がMLBへ移籍、ソフトバンクの大型補強もあり、不安要素の多いシーズンだった。 しかしゴールデンウィーク…