●三冠王・村上を中心に打線が打ちまくり、セ・リーグ独走でチーム2度目の連覇 史上最年少で三冠王を獲得した村上が、まさにチームを牽引したシーズンだった。本塁打は日本人最多を更新する56本、打率、打点を合わせた三冠のほかに、四球数は断トツの11…
●山本と吉田正の投打の柱を軸に、勝負所で負けないチームになり、リーグ連覇! 2年連続でマジック点灯なしで連覇し、同率首位も最終戦での逆転優勝も史上初だった。一言で言うと「負けないチーム」になり、とにかく「ここで負けたら終わり…」という試合を確…
●チーム防御率が大幅に改善し、失策数もリーグ最少。守り勝つ野球で2位に躍進 序盤に新型コロナ感染の陽性者増で、開幕早々試合が中止になるなど、今シーズンもスタートで躓き波に乗り切れず、6月末には借金9にまで落ち込んだ。しかし交流戦以降、徐々に…
●主力選手の離脱が相次ぐなかマジック点灯するも、最後に優勝を逃す悔しいシーズン 藤本監督を新たに迎えや今季は、開幕から8連勝と絶好のスタートを切り、このまま独走かと思わせたが、開幕早々に栗原陵矢(春江工高~14年②)が靭帯断裂の大ケガでシーズン…
●シーズン前に謎の監督退任表明…開幕の連敗が響くも4年連続のAクラスキープ すべては開幕戦の大逆転負けだったと言っても過言ではなかった。開幕投手に指名されていた青柳晃洋(帝京大~15年⑤)が新型コロナで先発を回避。それでもヤクルトととの開幕戦は…
●4年連続リーグ最下位の防御率が1位へ大改善!今年は投高打低のチームに変貌 昨年、42年振りの最下位に沈み、開幕前は下馬評も決して高くなった。ただ、打高投低だったチームは、投手陣が安定感を増し、4年連続リーグ最下位の防御率…昨年チーム防御率3…
●盗塁数26個の衝撃…広島が十八番の機動力野球はどこへ行ったのか… 今シーズンは開幕から6連勝と、最高のスタートを切ったが見せ場は序盤だけ…。苦手の交流戦で今季も最下位になると、秋山翔吾(八戸大~10年西③)獲得も起爆剤になず、そのまま優勝争いに…
●貯金18→借金2の歴史的大失速でBクラス…投打に主力が高齢化し不安は多い 自分の順位予想で、楽天が優勝するのであれば、今シーズンだろうなと思っていた。当初は予想通りではないが、開幕から快進撃を続け、球団新記録の11連勝に一時期は貯金18と断…
●かつての投手王国はどこへ…12球団ワーストの防御率と失点数で改善急務 2年連続優勝から昨年3位に後退し、雪辱を期したシーズン、見せ場は序盤だけで、その後は投打に奮わず優勝争いどころか、一時期は最下位陥落の可能性もあった。結果は、2年連続のV…
●2年連続2位で優勝候補も、投打のかみ合わせが悪く下位に低迷… 2年連続の2位になり、優勝候補の一角だったシーズン。優勝の条件として挙げられていたのは、佐々木朗希(大船渡高~19年①)の本格稼働に、レアードとマーティンが昨年同様にアーチをかけ、…
●大した補強もないまま、今季も貧打は解消されず最下位に沈む ファン待望の立浪和義を新監督を迎えたものの、大した補強もなく期待と不安が入り混じったシーズンだったが、目立ったのは相変わらずの貧打とチームの不協和音を伝える話題だけで、最下位に沈ん…
●開幕から最下位独走…新庄監督が目指す守り勝つ野球とは? 昨年も開幕から最下位で、何とか最後の最後で3年連続の5位に滑り込んだものの、今季も開幕戦3連敗から一度も順位を上げることもなく、最下位が定位置で早々とペナントレースから脱落。8月末に1…
今年の甲子園もいよいよ残すところ決勝戦となり、豊富な投手陣を中心にチームの総合力で勝ち抜いてきた仙台育英高(宮城)と、準々決勝で1強と言われた優勝候補の大本命。大阪桐蔭高を破った下関国際高(山口)がともに初優勝を狙う。 東北勢は、吉田輝星(…
ペナントレースも後半戦に入り、今日からは夏の甲子園もスタートしました。2ケ月後にはドラフト会議も控え、現時点でのドラフト候補50選手を紹介したいと思います。その前に、まずは12球団の補強ポイントを簡単に整理してみた。 【セ・リーグ】 ①ヤクル…
そろそろ暦の7月を迎えるが、新たにヤクルトの小沢怜史(日大三島高~14年ソ②)にDeNAの石川達也(法大~20年育①)、阪神の島本浩也(福知山成美高~10年育②)の3投手に、野手では広島の持丸泰輝(旭川大高~19年育①)が支配下選手に登録され、阪神や…
今シーズンも1/3以上が終了しましたが、寂しいのは今季はまだ一つもトレードがありません。昨年はシーズン前に田口麗斗(巨人)と廣岡大志(ヤクルト)の期待の若手同士のトレードがあり、シーズン途中、ともにロッテに加入した国吉佑樹(DeNA)と加藤…
いよいよ25日から待ちに待ったプロ野球が開幕します。今年はオフ期間が短かったはずですが、やはりファンとしては長く感じてしまいます。 そこで僭越ながら、順位予想をしてみたいと思います。開幕スタメンも予想してみました。併せてご覧ください。(※は…
史上初、両リーグとも前年最下位チームが優勝したが、オリックスを上位に予想した声はあったものの、ヤクルトをAクラス予想していたのはファン以外は記憶にない。開幕前はノーマーク、それ以上にシーズン後半、阪神と巨人の三つ巴になったが、真っ先に脱落…
優勝から遠ざかること25年、6年連続Bクラス、2年連続最下位のチームが四半世紀振りに優勝を果たした。一昨年までは、言い方は悪いが「投」なら山本、「打」なら吉田正尚(青学大~15年①)しか目立たないチームだった。 しかし昨年は、大きくメンバーが…
ファンからするとまさに天国と地獄を味わったシーズン。開幕20試合で、何と16勝4敗、交流戦を終えた時点で貯金は20に達し、16年振りの優勝に備え、関西のTV局では優勝特番の準備を始めたのも頷ける快進撃だった。 しかし、後半戦に入ると5割キー…
昨年は開幕5連敗スタートも、4月中旬には借金を完済。前半戦は打線が好調で、荻野貴司(トヨタ自動車~09年①)とマーティンの1・2番が機能し、中村奨吾(早大~14年①)とレアードの中軸で得点するパターンがハマり、3位でターンした。 後半戦になると投…
屈辱的な日本シリーズ2年連続0勝で、昨季は日本一奪回に向け、オフは得意の積極的な補強を行った。DeNAから井納翔一(NTT東日本~12年D③)と梶谷隆幸(開星高~06年横③)をFAで両獲りすると、メジャー通算196本塁打のスモークと、韓国プロ野…
昨年は開幕前にチームのレジェンド田中将大(駒大苫小牧高~06年①)の復帰が決まり、スーパールーキー早川の加入もあって、優勝候補に挙げられていた。スタートは良く、4月を首位で終えると、その後は勝率5割を維持しながら前半戦は2位でターンした。 た…
昨夏の東京オリンピックでは、森下が先発を務め、ルーキー栗林はクローザーに抜擢された。野手でも菊地涼介(中京学院大~11年②)は不動の正二塁手、鈴木誠也(二松学舎大高~12年②)は日本代表の4番、ケガで代表は辞退したが、捕手の曾澤翼(水戸短大高~0…
リーグ連覇と5年連続日本一を目指したシーズンは、まさかの8年振りBクラスに加え、13年振りの負け越しでシーズンを終え、7年指揮を執った工藤監督が退任した。 ここ数年は毎年のようにケガ人に悩まされていたが、その都度厚い選手層で乗り切ってきた。…
一昨年8年振りにAクラスに返り咲き、優勝候補にも挙がっていたが、与田監督の最終年は残念ながら自己ワーストの成績で終えた。 その要因は貧打線の一言に尽きる。チーム打率、本塁打、得点がすべてリーグ最下位で、大島洋平(日本生命~09年⑤)に任せっき…
新庄剛志監督の就任で、昨年オフの話題を独占。暗く沈滞ムード漂うチームに明るさと活気を取り戻した。 昨年を振り返ってみると、開幕3試合目から引き分けを挟んで7連敗と波に乗れず、開幕戦から本塁打が9試合も出ないなど打線に勢いを欠いた。一昨年の打…
昨年はコロナ禍で頼みの外国人選手の来日が遅れ、開幕は2つの引き分けを挟み6連敗。三浦新監督の初勝利は開幕9戦目だった。その後も状態は上がらず、4月には引き分けを挟んで10連敗…4月終了時点で6勝21敗4分の借金15で早々とペナントレースから…
今年も残念ながら、新型コロナウィルス感染拡大のなかのキャンプスタートになったが、待ち遠しかった球春が到来した。今年も各チームの戦力分析をしながら(昨年は途半分しかできませんでしたが…)、順位予想もしていきたいと思います。 昨年は最終戦で日本…
昨年の新人王争いは稀に見るハイレベルで、特にセ・リーグは37セーブを東京オリンピックでもクローザーを務めた栗林良史(広島)がタイトルを獲得したが、打率.314でリーグ3位の牧秀悟(DeNA)、盗塁王のタイトルを獲得した中野拓夢(阪神)、チーム最…