今オフは8選手がFA宣言し、明日13日から交渉が始まり、どのユニフォームに袖を通すか今から楽しみだ。このほか前田健太もMLBから日NPB復帰を表明し、本日実施されたトライアウトで高評価を得た選手もおり、ストーブリーグが本格的に始まる。 一方で…
今年は12球団合計で157名の選手に戦力外通告があった。今年のドラフトは、本指名73名、育成を含めて116名が指名されたが、指名人数よりも多い選手が戦力外通告を受けた。最多はソフトバンク20名、最小は阪神の9名で、日本シリーズも終了し、い…
今年一番のサプライズは佐々木麟太郎(スタンフォード大・内野手)の指名で、1位指名だけでも驚きだったが、DeNAとソフトバンクの2球団が指名し、抽選の結果、ソフトバンクが交渉権を獲得した。来年MLBのドラフトにかかる可能性もあり、佐々木の今…
今年のドラフトも大学生に上位候補が揃い、1位指名は大学生の集中しそうだ。そのなかでも立石正広(創価大)の1位重複指名が予想され、今季の宗山塁(楽天)に西川史礁(ロッテ)、渡部聖弥(西武)の活躍を見れば人気が高まりそうだ。 高校生では投手に上…
【ソフトバンク~育たないドラフト1位で育成に翳り?】 一時は開幕戦のスタメン全員が故障で戦列を離れ、最下位にも落ちたが、選手層の厚さでカバーし、最後は日本ハムを振り切り2年連続でペナントレースを制した。 2年連続の優勝でチームは円熟期も、課…
【日本ハム~今年の一番は石垣か、立石か?】 終盤までソフトバンクと激しいデッドヒートを繰り広げ、2年連続の2位ながら83勝を上げたチーム力は本物だ。特筆できるのは、防御率、打率など投打に成績が改善していることで、日本ハムの真骨頂の“育てながら…
【オリックス~充実した野手陣で、投手力強化が課題】 今季は連覇を支えた強力投手陣に陰りが見えたが、レギュラーが固定され打線が活発だった。ただ、上位チームとの差は大きく、首位ソフトバンクから13.5ゲーム、2位日本ハムからも9ゲーム差と順位以上に…
【楽天~投打に世代交代が迫り課題は山積】 終わってみれば今年も4位で、実に4年連続の同順となった。防御率が改善傾向も、打線の世代交代が迫るなか、今季は本塁打数が12球団最小と得点力が後退している。 楽天のドラフトは本当に分からない。クジ運に…
【西武~野手強化で来季の上位進出を狙う】 昨季の最下位からの再起を目指したシーズン。前半は盤石な投手陣を中心に、新戦力のネビンやルーキー渡部聖弥(大商大~24年②)の活躍もあり僅差のゲームを物にしていたが、課題の打撃陣の調子が上がらず、5位で…
2年連続の5位から巻き返しを図ったシーズンも、開幕から主砲の村上宗隆(九州学院高~17年①)と攻守の要の長岡秀樹(八千代松陰高~19年⑤)を欠いたチームは、飛車角落ちで低迷。課題の投手陣の改善も進まず、シーズン早々に最下位が定位置になり、村上と…
常勝チームを目指した「Vision25」の最終年は、5月早々に最下位に転落するとそのまま浮上することなく、残り30試合を残して早々と優勝の可能性が消えた。 チーム防護率はリーグワースト、チーム打率と得点数はリーグ5位と投打に精彩を欠いた。主力が軒…
今回はともに下位に低迷し、早くもペナントレースに黄色信号が灯っているチームのトレードを考えてみました。 ◇ヤクルト(6位)13勝22敗1分 今季も課題の投手陣の整備が進まず、12球団ワーストの防御率で最下位に低迷している。12球団では唯一、規…
いよいよ明日、待ちに待ったプロ野球が開幕します。今年も熱戦に期待し、僭越ながら、順位予想をしてみたいと思います。(選手氏名は開幕一軍 ※は新加入選手) ●セ・リーグ予想~①巨人 ②DeNA ③阪神 ④広島 ⑤ヤクルト ⑥中日 セ・リーグは、巨人と阪神、D…
リーグ3連覇を果たし、46年振りの4連覇を狙ったシーズン。大黒柱のエース山本由伸(ドジャース)を欠いたチームの穴は想像以上に大きかった。Bクラス転落の最大の要因は打線の不振で、山本不在の投手陣の不安を補うために、広島からFAで西川龍馬(王…
開幕直後に8年振りの首位に立ち「今年こそは…」の期待も膨らんだが、貧打線は相変わらずで、3年連続で得点数は減少…。終わってみれば、今年もヤクルトとゲーム差なしの最下位に沈みんだ。、結局、立浪監督の求める野球が最後まで分からないまま、在任期間…
一時はシーズン100敗ペースとまで言われるなか、球団ワースト91敗でシーズンを終えた。特に負けだしたら止まらず、最長8連敗が4度もあり、7連敗も1度で首位ホークスから42ゲーム差の断トツの最下位だった。 要因は何と言っても歴史的な貧打で、チ…
12/9に3度目の現役ドラフトが開催された。今年は初めて広島が2名指名し、導入後初めて捕手の移籍もあった。大方、予想通りの人選だったと言えるが、上茶谷や矢崎など実績十分の主力級や、吉田や伊藤のように2年目の若手の移籍もあり、回を重ねるごとに…
今年で3回目を迎える現役ドラフトだが、過去2回の結果を見てみると、最も活用できているのが阪神と中日で、阪神は大竹と漆原を獲得し、大竹は移籍2年で23勝を上げて先発の軸になっている。中日も細川が中軸を務め、今年は現役ドラフト選手で初のベストナ…
今年のオフの移籍市場は菅野智之(巨人)や九里亜蓮(広島)、甲斐拓哉(ソフトバンク)など9選手がFA宣言し大山悠輔(阪神)と木下拓哉(中日)の残留以外は移籍先含め決まっていない。また、青柳晃洋(阪神)と佐々木朗希(ロッテ)はポスティングでM…
DeNAがセ・リーグ初の3位から日本一に輝いた日本シリーズが終わり、來シーズンに向けた動きが本格化する。 既にFA宣言が解禁(~13日)され、石川柊太(ソフトバンク)が既に宣言をし、昨年オフから日米最大の話題だった佐々木朗希(ロッテ)もML…
9/30に始まった戦力外通告は、育成選手も含む120名(うち引退は20名)を数え、外国人選手も12名(退団2名含む)が自由契約になった。戦力外通告は日本シリーズ終了後翌日(DeNAとソフトバンクは5日後)までで、今日明日で期間も終了し、日本…
今年は大きなサプライズもなく「大学BIG4」に1位指名が集中した。一部では即戦力不足の「不作」と呼ばれたドラフトだが、大学生投手が「豊作」と言われた昨年は、結果としてシーズンを完走できたのは武内夏暉(国学院大~西武)と古謝樹(桐蔭横浜大~…
今年のドラフトは、即戦力よ呼べる選手が少ないと言われ、1位入札は金丸夢斗(関大)や宗山塁(明大)を中心にした大学BIG4に1位指名が集中する予想だ。 昨年は大卒投手に1位候補が多く、4球団が事前に1位指名選手を公表した。今年は広島が宗山の1…
今季ともに新監督を迎え、リーグ制覇した両チームだが、そこまでの歩みはは対照的だつた。 世代交代の遅れが危惧されていたソフトバンクは、FAで近藤健介(横浜高~11年日④)と山川穂高(冨士大~13年西②)の大型補強を2年続けて成功させ、有原航平(早大…
昨年は球団史上最速で18年振りのリーグ優勝を果たし、その勢いでオリックスとの関西ダービーを制して38年振りの日本一を達成した。 チーム初の連覇を狙った今季は強力投手陣を擁し、野手はレギュラーが固定され、優勝候補に挙げる声が大きかった。実際に…
昨年オフは6球団との争奪戦の末にFAの山崎福也(明大~14年オ①)を獲得し、レイエスも日米争奪戦を制し入団にこぎつけた。さらにNPBで通算13勝を上げたバーヘイゲンも加入し、2年連続最下位ながら台風の目になる予想が多かった。 その予想通りに山…
エースの今永昇太(カブス)がMLBへ移籍し、昨季10勝のバウアーも退団するなど、下馬評は決して高くなかった。シーズンも浮き沈みが激しく、7月末には9連敗を喫するなどしたが、何とか5割をキープしながら優勝戦線に留まり、最後は広島を振り切り3…
常勝チームを目指す「Vision25」を目前にしたシーズンは、ソフトバンクの独走のなか、5月に引き分けを含む11連勝で一時期は差を詰めたが、以降は5割をキープするのがやっとで、最後は日本ハムにも抜かれ3位でシーズンを終えた。 今年は下位チームには…
まさに記録づくめの大失速になった。首位で9月に入ると残りのゲーム数やホームゲームの多さなど、データ的には有利と言われていたが、結果はセ・リーグタイ記録の月間20敗(5勝)で、14あった貯金をすべて吐き出すと4位に転落。首位で9月を迎えたチ…
一言で言えば良くやっている。今季、内部昇格で12球団最年少の今江敏晃監督が就任したが、2年連続のBクラスに加え、クローザーの松井裕樹(パドレス)が移籍するなど前途は多難だった。 新監督であれば多少の補強があってよいと思うが、ドラフト以外では…