ドラフトを知ると野球がもっと楽しくなる

どのチームが「人」を育て強くなるのか

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2023年ドラフト寸評~大成功は西武と広島、オリックス。史上最多の7回抽選の豊作ドラフト

今年は「豊作」と呼ばれたドラフトだったが、それを証明するかのように、1位競合による抽選が過去最多の7回を数えた。例え抽選で外しても、1位候補の選手が多く、各球団が積極的に欲しい選手を指名した。「豊作」と言われた今年が、本当に「豊作」になる…

2023年~ドラフト候補100名を予想してみました

今年のドラフトは、1位候補だけで20名前後の名前が挙がる「豊作」と言われている。その中心となるが大学生投手で、佐々木朗希(ロッテ)や宮城大弥、紅林弘太郎(オリックス)に長岡秀樹(ヤクルト)と同世代で、黄金世代と呼ぶにふさわしい選手が揃って…

23年ドラフト予想☆オリックス~盤石な投手陣と攻撃野球で3連覇達成!育成主体のドラフトでさらにチーム強化を図る

一昨年、昨年の逆転優勝で連覇を果たし、昨年は26年振りの日本一に輝いた。今季も優勝候補に挙げられていたが、主砲の吉田正尚(レッドソックス)がMLBへ移籍、ソフトバンクの大型補強もあり、不安要素の多いシーズンだった。 しかしゴールデンウィーク…

23年ドラフト予想☆阪神~今季の優勝がもう一段チームのレベルを上げ、早くも連覇も夢ではないチームになりつつある

19年から4年連続Aクラス入りを果たしたものの優勝には届かず、遂に05年優勝の際の岡田彰布監督の再登板が決まり、18年振りの優勝を目指してのシーズン。 昨年の開幕9連敗の悪夢から、今季は開幕4連勝で首位スタートをきり、盤石な投手陣で大きな連…

23年ドラフト予想☆ソフトバンク~大型補強も3年連続のV逸…出直しの来季は「育成」と「補強」をどう進めるか

昨年のオフはソフトバンクの独壇場だった。他球団と大争奪戦の末に日本ハムから近藤健介(横浜高~11年日④)と、DeNAから嶺井博希(亜大~13年D③)をFAで獲得し、阪神からガンケル、ロッテからオスナ、仕上げにMLBから有原航平(早大~14年日①)も…

23年ドラフト予想☆広島~得失点差はマイナスも、勝てる試合をものにして2位へ躍進

16~18年のリーグ3連覇から一転、4年連続のBクラスのなか、コーチ経験もない新井貴浩監督を新監督に迎えチームの刷新を図った。 開幕から4連敗スタートと新監督の船出は厳しかったが、その後一気に5連勝で貯金生活に入ると、苦手な交流戦を9勝9敗…

23年ドラフト予想☆楽天~前半の不振が響き2年連続のBクラス…来季に繋がる若手の成長が収穫

一昨年、昨年と2年連続で後半に失速し、特に昨年は歴史的な大失速でBクラスに沈んだ。今季は前半から苦戦し、4~6月は3度の5連敗もあり最下位に低迷…。主力の高齢化が懸念されるなか、誰もが今シーズンは終わりかと思った。 ただ今年は一味違い、若手…

23年ドラフト予想☆DeNA~優勝候補も得点力不足で3位…投打に課題が山積したドラフトになる

投打に戦力が充実し、開幕前にMLBでサイヤング賞を獲得したバウアーの加入も決まり、優勝候補に挙げられたシーズン。開幕からまさかの4連敗を喫するも、その後は強力打線を擁し16勝3敗の驚異的な成績で4月を首位で終え、25年振りの優勝に期待が膨…

23年ドラフト予想☆ロッテ~下位予想も一時期は首位で大健闘!常勝チーム構築に向け若手の成長が課題

吉井理人新監督を迎えた今シーズンは、選手層の薄さに加え、開幕前から主力にケガ人が続出し前評判は高くなかった。ただ、開幕3連敗スタートながら、接戦をものにするスタイルで4月を首位で終えると、6月中旬まで首位の座をキープした。 しかし7月末にエ…

23年ドラフト予想☆巨人~今季も投手陣が不振…大味な打線で2年連続Bクラス確定。バッテリー強化が最優先課題

シーズン前から優勝を狙うには戦力を不安視する声が多かったが、不安は的中し、優勝した阪神には借金12で独走を許す要因となった。チームとしては05~06年以来2度目の2年連続のBクラスになり、同一監督となると初めてのことで、歴代最長を更新し、…