2020-01-01から1年間の記事一覧
楽しみにしている野球シーズンの到来はまだもう少し先ですが、今年のドラフトの注目選手やチームの動向が目立ってきた。そこで早速、今年のドラフト1位候補選手12名をリストアップしてみました。 今年は昨年の佐々木朗希(大船渡高→ロッテ)や奥川恭伸(星…
2010年代は、まさにソフトバンクの時代だったと言える。2010~19年までの10シーズンでリーグ優勝5回、日本一は2018~19年の2位からの日本シリーズ進出と合わせて6回を数え、現在は3年連続日本一を継続中で、今年も文句なしで「優勝」予想した。 昨年は終…
今年FAで最も成功したのは、楽天でもロッテでもなく広島だろう。獲得した選手は一人もいないが、恒例となりつつある主力選手の流失をすべて防ぐことができた。 通算8年で71勝の野村祐輔(明大~11年①)、侍ジャパンでも正捕手を務める、打てる捕手の曾澤…
セ・リーグのダークホースが中日ならば、パ・リーグはまさしくロッテだろう。特に今年のオフはロッテがストーブリーグの話題を席捲した。FAで楽天から美馬学(東京ガス~10年楽②)、ソフトバンクから福田秀平(多摩大聖ケ丘高~06年ソ高①)を獲得し、キャ…
7年連続のBクラスで低迷中の中日だが、今年は台風の目になりそうな気配がする。昨年も5位ながらチーム打率はリーグ1位、チーム防御率は3位ながら失点数はリーグ最少で、借金も15から5に減り、着実に地力がついてきている。投打がかみ合えば優勝も十分…
昨年、シーズン終盤までロッテとの熾烈なAクラス争いをし、最下位から3位に順位を上げた。そのロッテとはともにストーブリーグの主役を演じ、今年は優勝候補に挙げる声も大きい。スタートから勢いに乗れば独走もあるくらいの力もある一方、選手層は決して…
昨年は5年振りのリーグ優勝を果たし、キャンプ当初は優勝候補の筆頭で、私も1位予想で考えていた。ただ、キャンプ終盤からオープン戦の状況(まだ途中だが…)を見て、現状では連覇は厳しく「3位」予想とした。 順位予想を下げた最大の要因は先発投手陣の…
12球団ナンバーワンの破壊力をほこる“超”がつく強力打線で、昨年もリーグ最下位の防御率ながら、終盤にソフトバンクを抜き去り、2年連続のリーグ優勝を果たした。ただ、投手力の弱さは短期決戦では致命的で、これもまた2年連続でCS出場を逃してしまった…
昨年はまさに投高打低で、リーグナンバーワンの防御率に対し、チーム打率は4位、盗塁はセ・リーグで唯一の3桁でリーグ1位も、得点はリーグ最下位に沈み、87失策はリーグ最多で、良くも悪くもチグハグなシーズンになった。 セ・リーグは本当に混戦だが、優…
昨年は先発投手の相次ぐ離脱で、リリーフ投手を先発で起用し継投でゲームを作るオープナーも積極的に試みたが、勝負の8月に5勝20敗で上位争いから脱落した。 今シーズンは離脱した主力も戻り、ドラフトでも即戦力選手を中心に獲得したが、積極的な補強を行…
昨年、97年以来の2位になり、その時は翌年優勝している。さらにラミレス監督が16年に就任してからはAクラスが3度と、「今年こそ」の思いはあるが「5位」予想とさせてもらった。 やはり筒香嘉智(横浜高~09年①)の抜けた穴が大きい。チームの主力であり…
今年もパ・リーグはソフトバンクが中心になるが、リーグ3連覇を狙う西武、積極的な補強でストーブリーグを盛り上げた楽天とロッテが追う形になる。やや苦戦が予想されるのが日本ハムとオリックスで、4強2弱の様相を呈してきた。 順位予想するうえで、最下…
シーズン開幕まであと1ケ月。これから開幕まで、12球団の戦力分析と僭越ながら順位予想をしたいと思います。下位予想から始めますので、またお付き合いください。 今年のセ・リーグは、例年になく大混戦が予想される。巨人が頭一つ抜け出しているが、戦力が…
豊富な資金力を背景に球界の新盟主となったソフトバンク。充実した練習施設に緻密なデータ分析をするスタッフ、三軍制でチームの底上げを行い、活躍した選手は高年俸で評価し、優勝するとオーナーが胴上げされる。フロントと現場の連携がしっかりとできてお…
12球団で一番ドラフトが下手な球団は?」と聞かれたら、申し訳ないが即座に阪神と答える。それだけ阪神のドラフトにはチーム強化の方向性を感じず、中長期的な戦略も感じられず、毎年ツギハギ指名を続けているようにしか思えない。 例えば88年のドラフトは、…
昨シーズン終了後、最もストーブリーグを盛り上げたのがロッテだった。黄金ルーキーの佐々木朗希の獲得から始まり、FAで楽天から美馬学(東京ガス~10年②)、ソフトバンクから福田秀平(多摩大聖ケ丘高~06年高①)をチームで初めて2選手を獲得、さらに実…
大洋~横浜~そしてDeNAとチームが変わっても、なぜか根っこは変わることなく万年Bクラスという言葉が当てはまるほど成績が低迷している。60年の初優勝から、次の優勝まで38年かかり、そして既に21年が経過している。98年の優勝のあとは何とか3年連続の3…
04年に球界を揺るがしたプロ野球再編問題。2リーグ制維持のために誕生したのが東北楽天イーグルスで、73~77年のロッテ以来、27年振りに仙台にプロ野球チームが誕生した。 期待を一身に浴びての新球団は、スタートから前途多難だった。何せオリックスに近鉄…
かつてプロ野球は巨人を中心に回っていたと言える。TVでは毎日巨人戦が放映され、メディアも巨人のニュースばかり…まさしく巨人とその他11球団のような構図が、私は嫌で嫌でたまらなかった。私の住む札幌は尚更で、日本ハムが移転してくるまでは、道民の9割…
1996年…オリックスが最後に優勝した年で、あれから23年が経過した。ヒトに例えれば23歳は、大学を卒業して社会人になる年齢で、多くの若者はオリックスの優勝を見たことがない。既に四半世紀弱が経過したが、低迷から抜け出す糸口は見えない。 最後に優勝し…
常に強いチームを続けることは難しい。栄枯盛衰、盛者必衰ではないが中日を見ているとつくづくそう思う。 中日は強豪チームだが、不思議と黄金時代が長く続かない。74年に巨人のV9を阻止した翌年は2位をキープするも、その翌年は4位に転落。82年の優勝の…
嬉しいことに最近はドラフト会議に注目が集まり、プロ野球の一大イベントまでになった。個人的にはすべての指名がインターネット中継で観られて嬉しい限りだ。 これまでドラフトは数々のドラマを生んだ。78年の江川卓の空白の一日、85年の清原と桑田の明暗、…