ドラフトを知ると野球がもっと楽しくなる

どのチームが「人」を育て強くなるのか

21年第二次戦力外選手と新入団選手

東京ヤクルトスワローズ(66名)

 日本シリーズ史に残る接戦を制して日本一になったヤクルト。新たな戦力外通告はなかったが、リリーフで好投していたスアレス(投手)は退団し、韓国プロ野球への移籍する。新たにコールの入団が決まった。

 新外国人選手でコールが入団し、既に今年のスタート時の支配下になっており、補強はほぼ終了したと言える。ただ、連覇には投手陣の補強は必要で、在籍していた秋吉亮(日本ハム)の復帰や、同じ変則投手なら荒西祐大(オリックス)、チームに少ない左腕のリリーバーで永野将司(ロッテ)の獲得はプラスになると思う。

【新入団選手】

  投 手…山下 輝(21年①#15)柴田大地(21年③#41)

        竹山日向(21年⑥#62)コール(3Aバッファロー/未定)

  捕 手…なし

  内野手…小森航太郎(21年④#59)

  外野手…丸山和郁(21年②#4)

 

阪神タイガース(65名)

 FA移籍も噂されていた梅野隆太郎は残留したが、クローザーのスアレス(投手)のMLB移籍が決まり、来シーズンはリリーフ陣の再編が優先課題になる。このほか、エドワーズ(投手)サンズ(外野手)が退団し、川原陸(18年/⑤)望月惇志(15年/④)の両投手が育成契約になった。

 来シーズンも外国人選手は、今年と同じ8名を予定しており、ウィルカーソンの入団が決まり、あと2名で枠は埋まる。また、変則左腕の渡邊雄大ソフトバンク)は育成契約で入団が決まった。現状、ドラフト指名選手を入れて65名、予定通りに外国人選手2名を入れると支配下枠はほぼ埋まる。

 補強ポイントはスアレスに代わる抑えで、新外国人選手が軸になるが、ヒギンス(オリックス)はセットアッパーの実績があり、経験のある牧田和久楽天)や秋吉亮(日本ハム)を獲得しても面白いと思う。

【新入団選手】

 投 手…森木大智(21年①/未定)鈴木勇斗(21年②/未定)

       桐敷拓馬(21年③/未定)岡留英貴(21年⑤/未定)

     ウィルカーソン(3Aオクラホマシティ#52)

 捕 手…中川勇斗(21年⑦/未定)

 外野手…前川右京(21年④/未定)豊田 寛(21年⑥/未定)

 

読売ジャイアンツ(57名)

 結局、戦力外は古川侑利(13年/楽④)を含めた2名だけで、新たに12選手を育成契約にして支配下枠を空けた。今シーズン獲得した外国人野手は壊滅状態で、途中加入のハイネマン(外野手)が退団し、サンチェス(投手)もチームを去る。また、契約延長を打診したものの、陽岱鋼(05年/日①)も退団を決めた。

 新たに育成契約になったのは、投手では原拓也(17年/①)、ルーキーの伊藤優輔(20年/④)田中豊樹(15年/日⑤)横川凱(18年/④)井上温大(19年/④)沼田翔平(18年/育③)堀岡隼人(16年/育⑦)の7選手で、鍬原は2度目、沼田と堀岡も再度育成契約になった。野手では増田陸(18年/②)香月一也(14年/ロ⑤)平間隼人(19年/育①)伊藤海斗(19年/⑥)ウレーニャが育成契約になった。

 このなかで故障しているのは伊藤優と香月だけで、田中は39試合に登板し、沼田と横川も一軍をそれぞれ2試合経験している。香月も治療に専念するためとは言え、67打席で3本塁打の成績で育成契約になることに、チームの方向性が見えない。

 育成選手を競い合わせ若手を抜擢し、育てながら勝つならチーム内のサバイバルレースも歓迎するが、毎年FAに参戦し、今シーズンはトレードで中田翔まで獲得する状況では、育成制度の悪用と言われても致し方ないだろう。

 現在、支配下登録は57名で、今年は63名でスタートしており、あと5~6名(うち外国人選手3~4名)の獲得が想定される。ただ今年は動きは少なく、西川遥輝日本ハム)の獲得の検討と、鈴木優(オリックス)を育成契約で獲得したくらいだ。

 賛否両論を呼んでる西川の獲得だが、陽が退団し外野手で右打者が石川しかいない現状では、誰から見ても大田泰示日本ハム)のほうがベストだが、大田が古巣を選択する可能性の低さが行動から見て取れる。個人的には西川は守備に難はあるものの、高い出塁率と走力はこの間の課題だった一番打者にハマり、獲得に動いて良いと思う。

 このほかでは、右打ちの外野手で武田健吾(中日)は狙い目だし、ハズレまくっている外国人選手では、投手ならエドワーズ(阪神)やヒギンス(オリックス)、野手ならサンズ(阪神)は実績もあり、メヒア(広島)は育成契約で獲得しても良いと思う。

【新入団選手】

 投 手…翁田大勢(21年①/#15)山田龍聖(21年②/#28)

       赤星優志(21年③/#31)石田隼都(21年④/#56)

       代木大和(21年⑥/#68)花田侑樹(21年⑦/#63)

 外野手…岡田悠希(21年⑤/#38)

 

広島東洋カープ(66名)

 FA資格を得た大瀬良大地と九里亜蓮の両投手は残留したが、覚悟はしていたものの鈴木誠也(12年/②)はMLBへ移籍する。このほか、バード(投手)メヒア(内野手の退団が決まり、7名いた外国人選手のうち5名がチームを去った。

 早い段階で、ターリーとアンダーソンの両投手、野手でマクブルームの獲得が決まっている。今シーズンは68名でスタートしており、あとは外国人野手に1~2名の補強で終了しそうだ。

 課題の投手陣は栗林良史の起用法をどうするかだろう。今シーズンは抑えを務め大車輪の活躍を見せたが、本来は先発型で起用法で補強ポイントは変わる。今オフの戦力外選手はリリーフに逸材が多く、金田和之や吉田一将(ともにオリックス)、秋吉亮(日本ハム)を獲得し、栗林を先発に転向させても良いと思う。

 野手では大田泰示日本ハム)は、鈴木誠の穴を埋めるには最適な選手で、同じ右打者で長打力もあり守備も巧い。しかも地元・広島の出身で、是が非とも吉井選手だろう。また、一塁のレギュラーが不在のなか、モヤ(オリックス)も補強ポイントに合うと思う。

【新入団選手】

 投 手…黒原拓未(21年①/#24)森 翔平(21年②/#16)

       松本竜也(21年⑤/#45)アンダーソン(レンジャース/未定)

       ターリー(3Aシャーロット/未定)

 捕 手…高木翔斗(21年⑦/#64)

 内野手…マクブルーム(3Aオハマ/未定)

 外野手…中村健人(21年③/#50)田村俊介(21年④/#60)

       末包昇大(21年⑥/#52)

 

中日ドラゴンズ(64名)

 新たな戦力外通告はかったが、中継ぎエースの又吉克樹(13年②)がFA宣言し、ソフトバンクへの移籍が決まった。このほか濱田達郎(12年/②)石川翔(17年/②)福島章太(20年/④)が育成契約になる。濱田は2度目、目立たないがルーキーの福島は僅か1年で育成契約になり、ルーキー1年目の育成契約は、地味に2年連続のことで、何だかんだ理由をつけ早い段階で安易に育成契約にする姿勢は好きになれない。

 現在、補強の動きは少なく、育成契約でアルバレス(投手)とガルシア(外野手)の入団が決まり、大嶺祐太(ロッテ)も育成で入団が決まった。このほかには垣越建伸が育成から支配下登録になった。

 今シーズンのスタートは67名で、課題の攻撃力アップのために外国人を含めた野手を獲得したい。お薦めは西川遥輝大田泰示(ともに日本ハム)で、西川は広い球場でのプレーを熟知しているうえ、出塁率と走力の高さはポスト大島洋平にピッタリだし、大田の長打力も魅力だ。ビシエドとポジションは被るがモヤ(オリックス)の古巣復帰や、将来性重視で山下航汰(巨人)獲得もアリだと思う。

 又吉の移籍でリリーフ陣の強化は優先課題で、吉田一将と荒西祐大(ともにオリックス)、秋吉亮(日本ハム)は同じ右のスリークオーターでリリーフ陣の厚みを維持することが出来る。

【新入団選手】

 投 手…石森大誠(21年③/未定)垣越建伸(18年⑤/#61)※支配下契約

 捕 手…味谷大誠(21年④/未定)

 内野手…星野真生(21年⑤/未定)

 外野手…ブライト健太(21年①/未定)鵜飼航丞(21年②/未定)

       福元悠真(21年⑥/未定)

 

★横浜D℮NAベイスターズ(65名)

 第一次の戦力外通告で人数が支配下が59名になり、余裕があるなかピープルズ(投手)シャッケルフォード(投手)が退団し、平良拳太郎(13年巨⑤)が育成契約になる。平良は故障は多いが、本調子なら防御率リーグトップになる安定感があり、ファンは一日も早い復活を待ち望んでいるだろう。

 新外国人投手でクリスキーを獲得し、大ベテランの藤田一也(楽天)の復帰が決まった。若手の多いチームのなか、将来の指導者候補とも言われている藤田の存在はプレー以外でも大きいだろう。

 既に今シーズンのスタートと同じ人数になっているが、又吉克樹(中日)の獲得に動いたようにリリーフ陣強化は課題で、秋吉亮(日本ハム)や牧田和久楽天)など、所属先が決まっていない実績のあるリリーバーが多く獲得を検討しても良い。

 また、西川遥輝大田泰示(ともに日本ハム)の両獲りの声も聞こえ、優勝への本気度が窺える。個人的には西川のほうが現在のチームに必要で、2年連続でリーグ最下位の盗塁数解消のためにも、4度の盗塁王に輝いた西川の加入はプラスになる。

【新入団選手】

 投 手…小園健太(21年①/#18)徳山壮磨(21年②/#15)

       三浦銀二(21年④/#30)深沢鳳介(21年⑤/#43)

       クリスキー(オリオールズ/未定)

 内野手…粟飯原龍之介8(21年③/#33)藤田一也(04年横④/#3)

 外野手…梶原昴希(21年⑥/#58)

 

オリックスバファローズ(62名)

 歴史に残る日本シリーズの激闘のあと、優勝に貢献したヒギンス(投手)モヤ(内野手、残留を熱望していたジョーンズ(外野手)が退団し、途中加入のスパークマン(投手)は韓国リーグに移籍する。そのなかでも在籍2年で90試合に登板し、今シーズンも28ホールドのヒギンスの戦力外は正直驚いた。また、勝又翔貴は育成契約を断り退団を決めた。

 現状、補強の動きはなく、外国人選手を5~6名(今シーズンは65名で開幕)で考えると、外国人選手以外の補強は終了したとも言える。トライアウトに参加した4投手は好投を見せ、鈴木優は巨人(育成契約)に移籍するなど、投手陣の層は厚く補強の可能性は低い。一方で野手では、右打ちの外野手が不足しており、かつてFA交渉した陽岱鋼(巨人)の獲得はプラスになる。また、若手の底上げで山下航汰(巨人)あたりはチームにフィットすると思う。

【新入団選手】

 投 手…椋木 蓮(21年①/#15)横山 楓(21年⑥/#52)

       小木田敦也(21年⑦/#56)

 捕 手…福永 奨(21年③/#32)

 内野手…野口智哉(21年②/#9)

 外野手…渡部遼人(21年④/#0)池田陵真(21年⑤/#39)

 

千葉ロッテマリーンズ(63名)

 ロメロとレアードが残留を決め、あとはエチェバリア内野手の残留交渉が残っている。このほか松永昂大(12年/①)大嶺祐太(06年/①)のドラ1コンビが自由契約になり、松永は育成で再契約の見込みで、大嶺は中日への移籍が決まった。

 現在、補強の動きはないが、ファームで最多勝を挙げた森遼太郎の支配下登録が決まった。また、井口監督は大田泰示日本ハム)の獲得を熱望しており、個人的には大田はロッテか広島がフィットすると思う。大田は貴重な右のスラッガーで、加入すれば悲願の優勝を狙うのに重要なパーツになる。仮に大田を逃しても、陽岱鋼(巨人)など実績のある右打者の獲得は必要だろう。

 外国人選手では、野手はエチェバリアが残留すれば必要はなく、投手が基本線になり、ハーマンに代わるリリーバーが必要で、ヒギンス(オリックス)や奪三振率の高い左のバード(広島)はピッタリだと思う。

 今シーズンは66名でスタートしており、育成に有望株も多く、外国人選手が決まれば補強は終了で、あとはこの間成果を出しているトレードが中心になるだろう。

【新入団選手】

 投 手…廣畑敦也(21年③/#30)秋山正雲(21年④/#43)

      八木 彬(21年⑤/#33) 森遼太朗(17年育②/#62)※支配下登録

 捕 手…松川虎生(21年①/#2)

 内野手…池田来翔(21年②/#00)

 

東北楽天ゴールデンイーグルス(66名)

 唯一、第二次戦力外通告なく、MLB移籍の可能性もあった田中将大が残留を決め、チームは補強を着実に進めている。

 チーム課題の右打者は、左キラーの異名をとるベテランの川島慶三を、機動力不足を補うために釜元豪(ともにソフトバンク)を獲得し、ウィークポイントを埋めている。また、今シーズン不発だった外国人野手で、3Aで好成績を残したマルモレホスの入団も決まった。

 今シーズンは68名でスタートしており、今年と同じく外国人選手を5名体制で行くならあとは外国人選手の補強で終了しそうだ。新外国人選手が基本になるが、モヤ(オリックス)などは獲得しても面白いと思う。

 それよりもベテランが多く若手の底上げが必要で、山下航汰(巨人)や勝又翔貴(オリックス)など若手選手を育成契約で獲得する必要がある。

【新入団選手】

 投 手…泰 勝利(21年④/#59)松井友飛(21年⑤/#45)

       西垣雅矢(21年⑥/#49)吉川雄大(21年⑦/#71)

 捕 手…安田悠馬(21年②/#55)

 内野手川島慶三(05年日③/#未定)マルモレホス(3Aタコマ)

 外野手…吉野創士(21年①/#9)前田銀治(21年③/#36)

       釜元 豪(11年ソ育①/#未定)

 

福岡ソフトバンクホークス(64名)

 過渡期を迎えるチームのなかで、サファテ(投手)が引退を決め、マルティネス(投手)がMLB移籍を決めた。投手経験の浅い田上奏大(20年/⑤)は、僅か1年で育成契約になった。一方で懸念されていたモイネロとデスパイネの残留が決まり、あとはグラシアルの朗報を待つだけになった。

 ただ、田上の育成契約を見て、ここ数年の何か奇をてらったようなようなドラフトは心配で、個人的には低迷期に入ってしまうのでは…という危機感も持っている。

 そんな不安をよそに吉克樹(中日)のFA加入が決まり、リリーフ陣がさらに強固になった。また、レイとの再契約を目指しており、レイの復帰はマルティネスの穴を埋めることができるだろう。野手ではメジャーリーガーのガルビスが加入する。また、育成契約で、アルメンタとフェリックス(ともに投手)、野手はヘラルディーノ(内野手)シモン(外野手)の10代の若手が加入する。

 補強の優先順位は野手だが、今年は候補が多くない。内野手では正直、候補は見当たらず、外野手では陽岱鋼(巨人)の守備力や勝負強さは戦力になり、かつての相思相愛の間柄だけに獲得の可能性はある。

【新入団選手】

 投 手…風間球打(21年①/#1)木村大成(21年③/#58)

       大竹風雅(21年⑤/#63)又吉克樹(13年中②/未定)

 内野手…野村 勇(21年④/#99)ガルビス(フィリーズ/#3)

 外野手…正木智也(21年②/#31)

 

北海道日本ハムファイターズ(66名)

 新庄監督が就任し、興奮も冷めないところに、ノンテンダーという聞きなれない言葉で、看板選手の西川遥輝(10年/②)大田泰示(08年/巨①)秋吉亮(13年/ヤ③)自由契約になった。また、アーリン(投手)ロドリゲス(内野手の退団が決まり、バーヘイゲン(投手)は残留交渉中、鶴岡慎也は引退を決めた。

 ノンテンダーはMLBではFA取得前に取られる手法だが、FA権を持つ選手に行うことは稀で、要は単なる自由契約で良くも悪くも日本ハムらしい対応だった。中田の事件が象徴するように、この間の「ぬるま湯体質」からの脱却なら理解もするが、今後のフロントと新庄監督の手腕に注目したい。

 現時点で補強は外国人選手のみで、ポンセとガント(ともに投手)とヌニエス、アルカンタラ(ともに内野手)の入団が決まった。バーヘイゲンの残留が決まれば7名体制となる。今シーズンは66名でスタートしており、既に同数となっており、トライアウトに参加した新庄監督が候補者を挙げていたが、支配下登録は多くても1~2名程度で、ほぼ終了したと言える。

 そんななか育成契約で古川侑利(巨人)の獲得が決まり、多和田真三郎(西武)や山下航汰(巨人)、武田健吾(中日)等は次の候補になると思う。

【新入団選手】

 投 手…達 孝太(21年①/#16)畔柳亨丞(21年⑤/#46)

       松浦慶斗(21年⑦/#55)長谷川威展(21年⑥/#53)

       北山晃基(21年⑧/#57) ポンセ(パイレーツ/未定)ガント(ツインズ/未定)

 内野手…有薗直輝(21年②/#39)水野達稀(21年③/#43)

       阪口 楽(21年④/#44)上川畑大悟(21年⑨/未定)

       ヌニエス(3Aナッシュビル/未定)アルカンタラ(3Aピッツバーグ/未定)      

 

埼玉西武ライオンズ(60名)

 新たな戦力外通告はなく、手術をした上間永遠(19年⑦)が治療に専念するために育成契約になった。

 今シーズン在籍していた5名の外国人選手がすべて退団するなか、エンス(投手)とオグレディ(外野手)の入団が決まった。外国人選手を今年同様に5名にしても63名(今年は67名でスタート)でまだ支配下枠に余裕があり、今後の動向に注目したい。

 課題の投手では、今オフの戦力外ではリリーバーが多く、これまでも名前を挙げているが金田和之(オリックス)や秋吉亮(日本ハム)、左の永野将司(ロッテ)、牧田和久楽天)の復帰もありだし、ヒギンス(オリックス)やエドワーズ(阪神)はまだまだ出来ると思う。

 野手は内野手は不足気味だが、外野手は豊富で大田泰示日本ハム)や陽岱鋼(巨人)、武田健吾(中日)はチームでも決して多くない右打ちの外野手。若手の山下航汰(巨人)、外国人選手ではモヤ(オリックス)やサンズ(阪神)も所属先が決まっておらず、まだ動きがありそうだ。

【新入団選手】

 投 手…隅田知一郎(21年①/#16)佐藤隼輔(21年②/#19)

       羽田慎之介(21年④/#43)黒田将矢(21年⑤/#57)

       エンス(3Aダラム/#71)

 捕 手…古賀悠斗(21年③/#22)

 内野手…中山誠吾(21年⑥/#50)

 外野手…オグレディ(3Aエルパソ/#30)