ドラフトを知ると野球がもっと楽しくなる

どのチームが「人」を育て強くなるのか

2025-01-01から1年間の記事一覧

2025年ドラフト寸評~阪神とロッテが会心のドラフト!大学生が史上最多の指名で世代の中心になるか

今年一番のサプライズは佐々木麟太郎(スタンフォード大・内野手)の指名で、1位指名だけでも驚きだったが、DeNAとソフトバンクの2球団が指名し、抽選の結果、ソフトバンクが交渉権を獲得した。来年MLBのドラフトにかかる可能性もあり、佐々木の今…

2025年~ドラフト候補100名を予想してみました

今年のドラフトも大学生に上位候補が揃い、1位指名は大学生の集中しそうだ。そのなかでも立石正広(創価大)の1位重複指名が予想され、今季の宗山塁(楽天)に西川史礁(ロッテ)、渡部聖弥(西武)の活躍を見れば人気が高まりそうだ。 高校生では投手に上…

25年ドラフト予想☆ソフトバンク&阪神

【ソフトバンク~育たないドラフト1位で育成に翳り?】 一時は開幕戦のスタメン全員が故障で戦列を離れ、最下位にも落ちたが、選手層の厚さでカバーし、最後は日本ハムを振り切り2年連続でペナントレースを制した。 2年連続の優勝でチームは円熟期も、課…

25年ドラフト予想☆日本ハム&DeNA

【日本ハム~今年の一番は石垣か、立石か?】 終盤までソフトバンクと激しいデッドヒートを繰り広げ、2年連続の2位ながら83勝を上げたチーム力は本物だ。特筆できるのは、防御率、打率など投打に成績が改善していることで、日本ハムの真骨頂の“育てながら…

25年ドラフト予想☆オリックス&巨人

【オリックス~充実した野手陣で、投手力強化が課題】 今季は連覇を支えた強力投手陣に陰りが見えたが、レギュラーが固定され打線が活発だった。ただ、上位チームとの差は大きく、首位ソフトバンクから13.5ゲーム、2位日本ハムからも9ゲーム差と順位以上に…

25年ドラフト予想☆楽天&中日

【楽天~投打に世代交代が迫り課題は山積】 終わってみれば今年も4位で、実に4年連続の同順となった。防御率が改善傾向も、打線の世代交代が迫るなか、今季は本塁打数が12球団最小と得点力が後退している。 楽天のドラフトは本当に分からない。クジ運に…

25年ドラフト予想☆西武&広島 野手強化で来季の上位進出を狙う西武、投打に層を厚くしたい広島

【西武~野手強化で来季の上位進出を狙う】 昨季の最下位からの再起を目指したシーズン。前半は盤石な投手陣を中心に、新戦力のネビンやルーキー渡部聖弥(大商大~24年②)の活躍もあり僅差のゲームを物にしていたが、課題の打撃陣の調子が上がらず、5位で…

25年ドラフト予想☆ヤクルト~即戦力投手の上位指名も実らず低迷…投手以外にも課題が多いドラフト

2年連続の5位から巻き返しを図ったシーズンも、開幕から主砲の村上宗隆(九州学院高~17年①)と攻守の要の長岡秀樹(八千代松陰高~19年⑤)を欠いたチームは、飛車角落ちで低迷。課題の投手陣の改善も進まず、シーズン早々に最下位が定位置になり、村上と…

25年ドラフト予想☆ロッテ~長期計画でチーム強化を図るも、ドラフトの不振で振り出しに…

常勝チームを目指した「Vision25」の最終年は、5月早々に最下位に転落するとそのまま浮上することなく、残り30試合を残して早々と優勝の可能性が消えた。 チーム防護率はリーグワースト、チーム打率と得点数はリーグ5位と投打に精彩を欠いた。主力が軒…

こんなトレードを考えてみました①~ヤクルト/ロッテ編

今回はともに下位に低迷し、早くもペナントレースに黄色信号が灯っているチームのトレードを考えてみました。 ◇ヤクルト(6位)13勝22敗1分 今季も課題の投手陣の整備が進まず、12球団ワーストの防御率で最下位に低迷している。12球団では唯一、規…

25年☆順位予想~セ・リーグは巨人が頭一つ抜けており、パ・リーグは昨年の上位3チームの混戦と予想

いよいよ明日、待ちに待ったプロ野球が開幕します。今年も熱戦に期待し、僭越ながら、順位予想をしてみたいと思います。(選手氏名は開幕一軍 ※は新加入選手) ●セ・リーグ予想~①巨人 ②DeNA ③阪神 ④広島 ⑤ヤクルト ⑥中日 セ・リーグは、巨人と阪神、D…

25年戦力展望☆オリックス~投手力は盤石も、上位浮上には打線がカギを握る

リーグ3連覇を果たし、46年振りの4連覇を狙ったシーズン。大黒柱のエース山本由伸(ドジャース)を欠いたチームの穴は想像以上に大きかった。Bクラス転落の最大の要因は打線の不振で、山本不在の投手陣の不安を補うために、広島からFAで西川龍馬(王…

25年戦力展望☆中日~し烈な定位置争いでチーム力はアップ!狙うはAクラス入り

開幕直後に8年振りの首位に立ち「今年こそは…」の期待も膨らんだが、貧打線は相変わらずで、3年連続で得点数は減少…。終わってみれば、今年もヤクルトとゲーム差なしの最下位に沈みんだ。、結局、立浪監督の求める野球が最後まで分からないまま、在任期間…

25年戦力展望☆西武~投手陣は万全も、攻撃陣は今年も厳しく、得点力アップが最大の課題

一時はシーズン100敗ペースとまで言われるなか、球団ワースト91敗でシーズンを終えた。特に負けだしたら止まらず、最長8連敗が4度もあり、7連敗も1度で首位ホークスから42ゲーム差の断トツの最下位だった。 要因は何と言っても歴史的な貧打で、チ…