ドラフトを知ると野球がもっと楽しくなる

どのチームが「人」を育て強くなるのか

23年パ・リーグの退団選手とオフの補強ポイント

 関西ダービーに沸いた日本シリーズが終わり、いよいよストーブリーグが本格化してきた。既に山本由伸(オリックス)がポスティングでのMLB移籍が確定的で、松井裕樹楽天)もMLBを目指しFA宣言した。さらに山崎福也(オリックス)と平井克典(西武)もFA権行使を表明して交渉に入っていく。

 また、巨人が積極的にトレードを進め、ウォーカーと高橋礼・泉圭輔(ソフトバンク)のトレードを成立させ、金銭トレードで近藤大亮(オリックス)も獲得した。

 一方で、143名を数えた戦力外選手の獲得調査も動き出し、15日には合同トライアウトが開催される。

 選手の現況は11/4時点のもので、選手名の横の年数は指名年度で、〇の数字は指名順位。※の選手は育成契約選手。太線は育成契約を打診されている選手、下線は引退選手です。

 

オリックスバファローズ(55名+7名)

 今季は若手の戦力外通告が目立った。3年目の中川拓や育成ながら1年目の西濱、ファームで好成績を上げた吉田と中川颯もチームを去る。去就未定の竹安と渡邊、佐野如以外は現役続行を希望しており、小野と平野大には再度育成契約を打診している。

 来季に向け早くも頭が痛いのが、山本由伸(16年/④)と山崎福也(14年/①)の移籍話で、今季は2人合わせて27勝を挙げており、若手が育っているとはいえ穴を埋めるのは容易ではなく、ましてや山本の代わりになる投手は少ない。

 外国人選手はセデーニョの残留が決まり、未定のワゲスパックとゴンザレス以外の3選手の退団が決まった。移籍すれば山本も山崎も人的補償がないため、外国人選手を今季並みと仮定すると、シーズン前に3~4名ほど支配下枠には余裕がある。

【投手】

 山本と山崎福の移籍に備え中途半端な補強ではなく、確実に戦力と計算できる選手が欲しく、ペルドモ(ロッテ)オスナ(ソフトバンクの獲得調査をするのは理解できる。また、山崎福が移籍すると、ルーキーの東松を入れても左投手が5名しかいなくなり、実績組では嘉弥真新也(ソフトバンク田中健二郎(DeNA)、将来性では笠原祥太郎(DeNA)も面白いが、FA選手や有力外国人選手の獲得になるだろう。

【野手】

 捕手はルーキーの堀が加入しても6名と少なく、頓宮裕真(18年/②)は実質的には一塁手なので数的に必要だ。こちらもトレードが現実的だが、将来性で九鬼隆平(ソフトバンク梅林優貴(日本ハムの獲得を検討しても良い。

 内野はレギュラー不在の二塁手山田遥楓(日本ハム松本友(ヤクルト)、外野はFA移籍の可能性もある西川龍馬(広島)を狙っている話もあるが、同じタイプでは西川遥輝楽天ペイトン(西武)も可能性を秘めた選手でもう1年見てみたい。

 投 手…竹安大和(15年/神③)小野泰己(16年/神②)吉田 凌(15年/⑤)

      ※辻垣高良(19年/育②)※中川 颯(20年/④)※西濱勇星(22年/育①)  

 捕 手…中川拓真(20年/⑤)※釣 寿生(20年/育④)

 内野手…石岡諒太(15年/中⑥)平野大和(19年/育④)※園部佳太(21年/育②)

 外野手…渡邊大樹(15年/ヤ⑥)佐野如一(20年/育⑤)

 外国人…コットン(投手)ニックス(投手)シュウィンデル(内野手

【ドラフト指名選手 ※予想背番号】

 横山聖哉(上田西高・内野手)#34  ⑤高島泰都(王子・投手)#48  

 ②河内康介(聖カタリナ高・投手)#14 ⑥古田島成龍日本通運・投手)#49

 ③東松快征(享栄高・投手)#20       ⑦権田琉成(TDK・投手)#60 

 ④堀 柊那(報徳学園高・捕手)#62

千葉ロッテマリーンズ(60名+5名)

 決して選手層が厚くないなか、2位でシーズンを終えた今オフは思い切った決断をした。開幕投手に指名されていた石川歩に育成契約を打診し、FA移籍の福田も契約切れの今年戦力外。また、若手の有望株と思われていた佐藤奨や河村、西川も戦力外通告をし、土肥と古谷は支配下に戻ることなく2年連続の戦力外になり、全員が現役続行を希望している。また、貴重なサブとしてチームを支えた三木と江村が引退を決めた。

 外国人選手の去就は未定だが、本塁打王のポランコに最多ホールドのペルドモをはじめ、外国人選手が活躍しただけに残留が基本線になるが、マネーゲームになると太刀打ちできないだけに今後の交渉がポイントになる。現状、65名で支配下は多くないが、昨年の澤田圭佑(16年/オ⑧)が活躍したように育成契約を増やすことも想定できる。

【投手】

 CSをブルペンデーで臨まなくならなかったように課題は先発陣の強化になる。ただ、残念ながら先発候補は少ないなか高橋純平(ソフトバンクは投手育成に長けた吉井監督のもとで見てみたい投手だ。一方でリリーフは多彩で、吉田凌(オリックス古川侑利(ソフトバンクはチームにフィットする気がする。また、中川颯(オリックスやチームに不足している左腕の池谷蒼大(DeNA)は育成で獲得しても面白い。

【野手】

 野手は1位で度会隆輝(DeNA)を指名したように外野手の補強が急務になる。上林誠知(ソフトバンクは実績もあり、和田恋(楽天はファームで最多打点のタイトルを獲得しており課題のポイントゲッターになれる。また、内野手は27歳~30歳が不足しており、北條史也阪神松本友(ヤクルト)山田遥楓(日本ハムは年齢構成の空白を埋め、得点力不足のチームで、中島宏之(巨人)などひと振りにかけるベテランの力も必要だと思う。

 投 手…石川 歩(13年/①)河村説人(20年/④)佐藤奨真(20年/育④)

       土居豪人(18年/⑧)※土肥星也(16年/④)※古谷拓郎(18年/⑥)

 捕 手…江村直也(10年/⑤)※谷川唯人(20年/育①)

 内野手三木 亮(13年/③)※速水奨大(21年/育②)

 外野手…福田秀平(06年/ソ①)菅野剛士(17年/④)西川僚祐(20年/⑤)

 外国人…※フェリス(投手)※アポステル(内野手

【ドラフト指名選手 ※予想背番号】

 ①上田希由翔(明大・内野手)#23    ④早坂 響(幕張総合高・投手)#58

 ②大谷輝龍(日本海L・投手)#31    ⑤寺地隆成(明徳義塾高・捕手)#65

 ③木村優人(霞ヶ浦高・投手)#53  

福岡ソフトバンクホークス(60名+7名)

 80億円の大型補強で臨んだシーズンだったが、3年連続のV逸になり嵐のオフが待っていた。かつてのリリーフエースの森、今季のCSにも出場していた嘉弥真に上林、ファームで好投していた古川は1年で退団。ドラ1の高橋純と佐藤も戦力外で、佐藤は僅か4年で戦力外になり、期待の若手の増田と宝の山のような名前が並ぶ。

 外国人選手はモイネロとスチュアート、ヘルナンデスの残留以外は未定で、80億円補強のオスナとガンケルも退団が濃厚で、9名の大所帯だった外国人選手のうち6名が去る可能性がある。80億円補強もそれはそれで夢があるが、4軍制を敷くならもっと育成からの支配下が増えても良い。

 また、今回ウォーカー(巨人)と高橋礼(17年/②)と泉圭輔(18年/⑤)のトレードが成立したが、右打者が欲しい気持ちは理解するが、ウォーカーは来季33歳で、高橋礼と泉の2人を放出する必要があったのか疑問で、チーム編成がどんどん短絡的傾向、短期的な視点になっているのが気になる。

【投手】

 実績のある森と嘉弥真、トレードで高橋礼と泉を放出するのだから、先発陣が不足していると思うが、敢えて投手の補強は必要はないだろう。強いて言えばオスナが退団した際は、ペルドモ(ロッテ)エスコバー(DeNA)の獲得を検討して良いと思う。

【野手】

 シーズン途中でデスパイネを呼び戻し、ウォーカーをトレードで獲得するくらいなのだから右の長距離砲、出来れば5番を打てる選手が欲しい。去就が未定のノイジー阪神デビッドソン(広島)は守備位置的にもリリースされたら獲得を検討して良いと思う。また、和田恋正随優弥(ともに楽天はファームで2桁本塁打を放っており、チームの補強ポイントに合う。

 投 手…椎野 新(17年/④)森 唯斗(13年/②)高橋純平(15年/①)

       嘉弥真新也(11年/⑤)古川侑利(13年/楽④)※中道佑哉(20年/育②)

       ※奥村政稔(18年/⑦)※岡本直也(18年/育②)※重田倫明(18年/育③) 

 捕 手…九鬼隆平(16年/③)※居谷匠真(20年/育⑥)

 内野手…増田 珠(17年/③)

 外野手…佐藤直樹(19年/①)上林誠知(13年/④)※舟越秀虎(19年/育⑤)

      ※中村宜聖(18年/育④)※早真之介(20年/育④)

 外国人…※ヘラルディーノ(内野手

【ドラフト指名選手 ※予想背番号】

 ①前田悠伍(大阪桐蔭高・投手)#47 ⑤澤柳亮太郎(ロキテクノ富山・投手)#34 

 ②岩井俊介(名城大・投手)#28   ⑥大山 凌(東日本国際大・投手)#53

 ③廣瀬隆太(慶大・内野手)#51   ⑦藤田悠太郎(福岡大大濠高・捕手)#65

 ④村田賢一(明大・投手)#30

東北楽天ゴールデンイーグルス(57名+8名)

 今年のドラフトで最多8名を指名した反面、戦力外通告は14名と多い。最大の課題は2年連続最多セーブ松井裕樹(13年/①)の去就で、MLB移籍の可能性が高い。

 戦力外には炭谷や西川といったビッグネームも並び、横尾と高田萌、ウレーニャも現役続行を希望し、引地と福森はトライアウト参加を表明している。また、ここ数年登板過多が懸念されていた西口、育成から支配下登録された小峯が再度育成契約になる。

 さらに銀次(05年/③)の戦力外のニュースが流れたが、以降は何も動向がないまま戦力外通告期間を終えた。数少ない地元出身の生え抜き選手で、誤報なのかもしれないがこのようなニュースが出るのは残念だった。また、右打者不足で悩んでいたチーム状況のなか、トレードで獲得した横尾と和田、現役ドラフトの正随が戦力外になり、オコエ瑠偉(巨人)を放出し、正随を獲得したものの1年で戦力外では編成を疑う…。

【投手】

 今年のドラフトは高校生主体の指名になり、高齢化する先発陣に松井裕が抜けた後のリリーフなど課題は多いが、先発は現有戦力のもうひと踏ん張り頑張ってもらってリリーフを強化したい。ソフトバンクは宝の山で森唯斗嘉弥真新也、出戻りで古川侑利の復帰などはファンも喜ぶと思う。他に吉田凌(オリックス小林慶祐(阪神、先発ではピーターズ(ヤクルト)はケガさえ治れば十分に計算できる左の先発候補だ。

【野手】

 課題は捕手と外野手でバランスが悪すぎる。捕手は支配下が5名と少なく、ドラフトでも指名がなかった。年齢構成では中川拓真(オリックス)が一番だが、九鬼隆平(ソフトバンク)も候補になる、外野は右打者がともに2年目の吉野創士(21年/①)と前田銀治(21年/③)しかおらず、渡邊大樹(オリックス西川僚祐(ロッテ)など将来性のある選手もいるが、改めて炭谷と和田、正随の戦力外が理解できない。

 投 手…塩見貴洋(10年/①)高田萌生(16年/巨⑤)石橋良太(15年/⑤)

       西口直人(16年/⑩)小峯新陸(19年/育②)※佐藤智輝(18年/⑤)

     ※引地秀一郎(18年/③)※福森耀真(19年/⑤)

 捕 手…炭谷銀仁朗(05年/西①)

 内野手…横尾俊健(15年/日⑥)

 外野手…西川遥輝(10年/日②)和田 恋(13年/巨②)正随優弥(18年/広⑥)

 外国人…※ウレーニャ(内野手

【ドラフト指名選手 ※予想背番号】

 ①古謝 樹(桐蔭横浜大・投手)#16  ⑥中島大輔(青学大・外野手)#54 

 ②坂井陽翔(滝川二高・投手)#17   ⑦大内誠弥(日本ウェルネス宮城・投手)#61

 ③日當直喜(東海大菅生高・投手)#26 ⑧青野拓海(氷見高・内野手)#67

 ④ワォターズ璃海ジュミル(日本ウェルネス沖縄高・内野手)#60

 ⑤松田啄磨(大産大・投手)#53

埼玉西武ライオンズ(54名+7名)

 Bクラスになった今オフは、育成含め戦力外が19名と大ナタを振るった。手術で今後リハビリが必要な森脇と佐々木は育成型契約になる予定だが、公文と斎藤誠、出井が引退を決めた。それ以外の選手はいずれも去就未定だが、昨年は在籍年数が短い若手選手をほぼ育成契約にしたが、今年は打って変わって4年目の井上と川野、3年目の赤上にブランドン、仲三河、2年目の中山を戦力外にしたのは衝撃的だった。

 外国人選手も自由契約が決まり、現状残留の可能性あるのはエンスとボー、マキノンだが今後の動向に注目だ。また、平井克典(16年/⑤)が残留が基本線だがFA宣言をし、山川穂高(13年/②)は未だFA移籍の可能性はある。ただ、現状61名と数的にはかなり余裕があり、今季は他球団の戦力外選手補強も多くなるかもしれない。

【投手】

 投手層が厚く、年齢構成も悪くないが頭数が少なく、今年のドラフトも攻撃力が課題のなか投手6名を指名している。今季はシーズン途中にクリスキーを獲得したように、リリーフ強化が課題になる。クローザー経験者では森唯斗ソフトバンクしかいないが、小林慶祐(阪神田中健二郎(DeNA)鍵谷陽平(巨人)と実績のある選手は多く、若手でも吉田凌(オリックスなど楽しみな選手が多い。

【野手】

 課題の野手の補強ポイントは捕手とレギュラー不在の外野手になる。捕手は若手が頑張っているが、ベテランの存在は貴重で炭谷銀仁朗楽天の復帰などはファンは感涙ものだろう。外野手のお薦めは西川遥輝楽天で、西川が加入すれば一番打者不在の課題も解消できる。このほか外野手は若手が多く、28歳~32歳が不在で高山俊阪神上林誠知(ソフトバンクは年齢構成的にもベストで、4年前にFAで獲得を目指した福田秀平(ロッテ)も、是非もう一花咲かせて欲しい。

 投 手…公文克彦(12年/巨④)佐々木健(20年/②)森脇亮介(18年/⑥)

       井上広輝(19年/⑥)張奕(16年/オ育①)赤上優人(20年/育①)

      ※粟津凱士(18年/④)※斎藤大将(17年/①)※伊藤 翔(17年/③)

      ※上間永遠(19年/⑦)※出井敏博(19年/育①)

 捕 手…中熊大智(18年/育③)斎藤誠(17年/育②)※牧野翔矢(18年/⑤)

 内野手…ブランドン(20年/⑥)中山誠吾(21年/⑥)川野涼多(19年/④)

 外野手…仲三河優太(20年/⑦)※宮本ジョセフ拳(20年/育③)

 外国人…ティノコ(投手)クリスキー(投手)※ヘレラ(投手)ペイトン(外野手)

      ※コドラド(外野手)

【ドラフト指名選手 ※予想背番号】

 ①武内夏暉(国学院大・投手)#21 ⑤宮沢太成(四国IL徳島・投手)#54  

 ②上田大河(大商大・投手)#23  ⑥村田怜音(皇學館大・内野手)#50

 ③杉山遥希(横浜高・投手)#47  ⑦糸川亮太(ENEOS・投手)#56

 ④成田晴風弘前工高・投手)#41

北海道日本ハムファイターズ(58名+5名)

 今季の戦力外を見て、育成の日本ハムの凋落を感じた。梅林へは育成契約を打診しているが、立野も戦力外になり、実に17年ドラフトで指名した7選手のうち、4年で5名が戦力外になった。この年は高校生指名は1人で、あとは大学生・社会人の即戦力候補で、この結果からこの間のチーム低迷も頷ける。また、1年目の宮内は、キャンプで大ケガをして手術が決まった途端に育成契約では、選手もやり切れないだろう。

 話を戻し、今年は谷内と木村が引退を決め、梅林と宮内のほか松岡も育成契約が打診された。その他の選手は全員が現役続行を希望し、井口と姫野はトライアウト参加を決めた。8名の大所帯だった外国人選手は半分の4名が退団するなか、育成で孫易茘が入団しており、トレードを中心にした補強が続きそうだ。

【投手】

 最大は上沢直之(11年/⑥)と加藤貴之(15年/②)の去就で、左右のエースがFAで抜けると一気に厳しくなる。ケガの状態次第だがピーターズ(ヤクルト)や、不完全燃焼に終わったガンケル(ソフトバンク)を狙っても良く、道内出身者の河村説人(ロッテ)はケガの治療を見越して育成契約でもチャンスをあげて欲しい。リリーフではすでに鍵谷陽平(巨人)を調査しているが、それなら古川侑利(ソフトバンク)の復帰も検討して良く、張奕(西武)はチーム内に同郷が多くフィットしそうな気がする。

【野手】

 内外野に課題が多く、内野は二遊間強化プラス24歳以上が皆無の右打者で、なぜ山田を放出したのか理解できない。外野手は反面、左打者が不足している。

 内野候補ではユーティリティの山本泰寛(阪神は、谷内が抜けた後の補強ポイントに合う。外野は上林誠知(ソフトバンク高山俊阪神、ベテランの福田秀平(ロッテ)が候補で、走攻守に長けた上林や福田は新庄監督が好みそうなタイプだと思う。

 投 手…井口和朋(15年/③)立野和明(19/②)宮内春輝(22年/⑥)

       松岡洸希(19年/③)※姫野優也(15年/⑧)

 捕 手…梅林優貴(19年/⑥)

 内野手谷内亮太(12年/ヤ⑥)山田遥楓(14年/西⑤)

 外野手…木村文紀(06年/西①)

 外国人…マーベル(投手)ガント(投手)メネズ(投手)アルカンタラ(内野手

       ハンソン(内野手

【ドラフト指名選手 ※予想背番号】
 ①細野晴希(東洋大・投手)#29      ④明瀬諒介(鹿児島城西高・内野手)#36

 ②進藤勇也(上武大・捕手)#31      ⑤星野ひので(前橋工高・外野手)#49

 ③宮崎一樹(山梨学院大・外野手)#32