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22年☆順位予想~いずれも混戦で、セ・リーグは阪神、パ・リーグはロッテを優勝予想

 いよいよ25日から待ちに待ったプロ野球が開幕します。今年はオフ期間が短かったはずですが、やはりファンとしては長く感じてしまいます。

 そこで僭越ながら、順位予想をしてみたいと思います。開幕スタメンも予想してみました。併せてご覧ください。(※は新加入選手)

 

セ・リーグは昨年以上に混戦か?DeNAが台風の目になる予感

 セ・リーグは消去法で決めました。優勝はヤクルトと阪神が本命で、巨人が対抗、DeNAが大穴という予想にした。

 消去法でいくと広島と中日の優勝は厳しく、広島は鈴木誠移籍、中日は今季は育成主体のシーズンで、優勝を狙うのは来期以降になのかな…と思い、投手力が中日のほうが上で5位にしました。

 4位は巨人で、オープン戦の結果はあまり気にしていないのですが、さすがに内容が悪すぎて、Bクラス予想にした。DeNAは打線はセ・リーグナンバーワンで、打ち勝つ野球が出来れば一気に優勝もある。

 結果、ヤクルトと阪神が優勝争いの軸になり、先発陣の厚みで阪神のほうが上で優勝と予想した。ただ、セ・リーグは混戦で、広島ファンには申し訳ないが、5位予想の中日までは優勝の可能性があると思う。

1位~阪神タイガース

 ヤクルトと迷ったが、昨年最多の勝ち星を上げた地力を評価して優勝予想した。心配なのは、野球以外で矢野監督の退任など余計な雑音がマイナスにならないとよいが…。

 青柳がコロナで開幕投手を外れたが先発の層は厚く、西勇や秋山をはじめ計算できる投手がおり心配ない。課題はスアレスに代わるクローザーで、新外国人選手ケラーなど複数の候補から早めに確立したい。

 野手陣の課題は下位打線と守備力で、昨年と主力メンバーが大きく変わっていないので、無駄な失策をどこまで防げるかがポイントになる。ポジションは左翼が決まらず、糸井とロハス・ジュニアの併用になりそうだ。

【開幕スタメン予想】 

 1)近本⑧ 2)中野⑥ 3)マルテ③ 4)佐藤輝⑨ 5)大山⑤ 6)糸井⑦

 7)糸原④ 8)梅野② 9)藤浪① 

 先発)藤浪 桐敷(西勇 秋山 伊藤 ガンケル)

 リリーフ)岩崎 浜地 ※ケラー 斎藤 湯浅 小川 石井 ※渡邊 小野 

 控え)坂本 長坂 山本 木浪 熊谷 小幡 ロハス・ジュニア 江越 小野寺  

2位~東京ヤクルトスワローズ

 阪神とは先発陣の差で2位予想した。今季は追われる立場になることになり、昨年のような戦い方ができるかが課題だと思うが、連覇する力は十分に備えている。

 先発陣の枚数は多いが、連覇に必要なのは一年通して計算できる投手で、奥川と高橋が昨季の後半のような活躍ができれば連覇も現実味を増す。リリーフ陣はクローザーが課題で、ここも石山やマクガフが安定感を増せば盤石の投手陣になる。

 打線は阪神よりも上で、大きく崩れることはないが、ブレイク翌年の塩見、ともに2年目を迎えるサンタナとオスナの出来が打線を左右する。また、課題だった正遊撃手争いが白熱することなくシーズンを迎え、上乗せが乏しいのが気がかりだ。 

【開幕スタメン予想】  

 1)塩見⑧ 2)青木⑦ 3)山田④ 4)村上⑤ 5)サンタナ⑨ 

 6)オスナ③ 7)西浦⑥ 8)古賀② 9)小川① 

 先発)小川(奥川 高梨 石川 高橋 サイスニード)

 リリーフ)石山 清水 木澤 坂本 田口 マクガフ 梅野 大西 大下

 控え)松本 内山 奥村 川端 荒木 長岡 ※丸山 渡邊 濱田

3位~横浜DeNAベイスターズ

 今季のセ・リーグの台風の目になりそうなのがDeNAで、昨年のヤクルトのように最下位からの優勝も期待できruる。先ず昨年大失敗したスタートがポイントになる。

 今季は東が開幕投手を務めるが、今永や濵口など、ここ数年主力が揃ったシーズンがない。若手の突き上げも乏しく、結局は大貫やロメロに期待するしかないのは寂しい。クローザーに山﨑が復帰すれば、チームに勢いをもたらし閉塞感も打破できると思う。

 リーグナンバーワンの打線は今季も健在で、オースティンとソトが合流すればさらに破壊力を増す。またポジション争いもし烈で、特に外野は打撃の良い楠本、機動力を使える神里、堅守の大田などハイレベルな競争がチームの底上げに繋がる。

【開幕スタメン予想】

 1)桑原⑧ 2)柴田⑥ 3)佐野⑦ 4)牧④ 5)宮崎⑤ 6)楠本⑨

 7)知野③ 8)戸柱② 9)東① 

 先発)東 大貫 上茶谷(石田 濵口 ロメロ)

 リリーフ)伊勢 三嶋 山崎 入江 ※三浦 田中健 砂田 エスコバー 

 控え)伊藤 嶺井 山本 倉本 大和 ※大田 神里 細川 関根  

4位~読売ジャイアンツ

 優勝を狙える力が十分にあるが、投手陣の層の薄さと一番打者不在で優勝は厳しいと予想。また、開幕前に攻守の要である坂本が離脱し、さらに厳しさを増してしまった。

 菅野が万全なら問題ないが、先発陣で計算できる投手がいない。ルーキーの赤星、山崎伊や堀田も一軍での登板はなく、期待はあるが計算はできない。リリーフも中川が出遅れており、先発、リリーフともに陣容が確立するのに時間を要する。

 松原が不振で、梶谷も間に合わず、坂本も離脱で一・二番が決まらない。また、開幕スタメン予想でも長打力はあるが、細かい攻めができる選手がおらず、一発頼みの大味な打線にならないか心配だ。新外国人選手が活躍すればその心配も吹き飛ぶが…。

【開幕スタメン予想】

 1)吉川④ 2)丸⑧ 3)※ポランコ⑨ 4)岡本⑤ 5)中田③ 

 6)ウィーラー⑦ 7)若林⑥ 8)小林② 9)菅野① 

 先発)菅野 山崎伊 戸郷 ※赤星 髙橋(メルセデス

 リリーフ)デラロサ ※大勢 今村 畠 鍬原 高梨 直江 戸田  

 控え)大城 山瀬 湯浅 増田 中島 廣岡 松原 立岡 ※ウォーカー 

5位~中日ドラゴンズ

 今季、補強らしい補強がなく現有戦力の底上げで臨むが、課題の打線が改善したとは言えずBクラス予想だが、投手力は高いので、打線次第では優勝の可能性もある。

 大野雄と柳の左右の大黒柱に、オープン戦で好投した20歳の高橋宏も加わり、さらに先発の層は厚くなった。リリーフは又吉の穴を想定通りに岩嵜が埋め、マイナス要素は見当たらないが、祖父江の出遅れは気がかりだ。ここは藤嶋や清水に期待したい。

 課題の攻撃陣は、若手の底上げがポイントになる。岡林は機動力、石川や鵜飼には長打力が期待され、特に石川は立浪監督が高橋周を二塁にコンバートして、我慢強く起用することを明言しており期待に応えたい。高橋周と阿部の復調もポイントになる。

【開幕スタメン予想】

 1)岡林⑨ 2)京田⑥ 3)大島⑧ 4)ビシエド③ 5)木下② 6)阿部④

 7)石川⑤ 8)根尾⑦ 9)大野雄①

 先発)大野雄 柳 勝野(小笠原 高橋宏 松葉)

 リリーフ)田島 ※岩嵜 ロドリゲス 福 清水 藤嶋 山本 Rマルティネス

 控え)山下 桂 高松 石垣 溝脇 堂上 ※鵜飼 平田 福留 加藤翔

6位~広島東洋カープ

 メジャー移籍した鈴木誠の穴を埋めることは容易ではないが、残念ながらこの課題に対し前進を感じられず、活きの良い若手は多いが最下位予想にした。

 課題の投手陣は、先発陣は大瀬良をはじめ計算できるが、5~6枚目が弱い。リリーフもルーキーの黒原と松本が加わり、中崎が復調気配なのは好材料だが、大きな上積みとは言えず、栗林までどう繋いでいくかがポイントになる。

 結局、鈴木誠移籍後の4番候補が松山ではさすがに寂しく、いくら社会人ルーキーとは言え末包に期待するのも酷だ。小園が好調で、坂倉が間に合ったのは良かったが、反面、期待の宇草の調子が上がらず、外野は西川を除いて流動的な起用になりそうだ。

【開幕スタメン予想】

 1)西川⑧ 2)菊池④ 3)小園⑥ 4)松山③ 5)坂倉⑤ 6)曾澤②

 7)※末包⑨ 8)宇草⑦ 9)大瀬良① 

 先発)大瀬良 森下(九里 床田 遠藤 玉村)

 リリーフ)栗林 中崎 ※黒原 塹江 矢崎 島内 松本 コルニエル 

 控え)中村奨 磯村 上本 田中広 堂林 長野 野間 ※中村健 大盛

 

パ・リーグは、本命ソフトバンク、対抗にロッテ、楽天オリックス、大穴が西武

 同じ混戦だが、セ・リーグとは逆に、優勝の可能性の高いチームから予想した。2年連続2位のロッテは、大きな戦力ダウンがなく、直ぐにでも孵化しそうな若手選手が多数控え、2~3人覚醒すれば優勝に一番近いと予想した。

 2位は当初、ソフトバンクだったが先発陣に離脱が相次ぎ、楽天を2位に上げた。主力と控えの差はあるが、地力はあり大崩れすることはないだろう。オリックスが3位で、ヤクルト同様、今季は追われる立場になり、昨年のような戦い方ができるか課題になる。そしてソフトバンクは4位で、キャンプで色々期待の選手が出てきたが、結局はいつものメンバーに落ち着いてしまった。

 5位予想の西武は不気味で、山川が復調し打線が引っ張られるようになれば、連覇したときのような打ち勝つ野球で優勝も狙える。最下位は日本ハムで、やはり戦力的に上位に食い込むには打線が弱い。  

1位~千葉ロッテマリーンズ

 突出した選手はいないが、総合力で2年連続2位になった地力と巧さがある。今季のカギを握るのは佐々木朗で年間でローテを守り、若手野手が覚醒すれば独走もある。

 佐々木朗をはじめ、石川に小島と2桁勝利を狙う投手がおり、出遅れている岩下や夏ごろには種市も戻る予定で先発の層は厚くなった。佐々木千と唐川が出遅れ、国吉の不振でリリーフ陣が心配だが、鈴木や西野、ゲレーロで7~8回を担い益田に繋ぎたい。

 荻野が開幕に間に合わないが、オープン戦首位打者の高部が出塁し、両外国人が走者を還し、次の塁を狙う高い走塁技術で得点能力が維持できる。ポイントは若手の覚醒で、藤原や平沢は打率3割、安田や山口、佐藤都は2桁本塁打が条件になる。

【開幕スタメン予想】

 1)高部⑦ 2)藤原⑧ 3)中村奨④ 4)マーティンDH 5)レアード③ 

 6)岡⑨ 7)平沢⑤ 8)※松川② 9)藤岡⑥ 

 先発)石川 小島 佐々木朗(美馬 二木 ロメロ)

 リリーフ)東條 西野 ※廣畑 鈴木 小野 ※ゲレーロ 益田 国吉

 控え)佐藤都 柿沼 三木 福田光 エチェバリア 小川 山口 和田 

2位~東北楽天ゴールデンイーグルス

 昨季、借金生活は一度もなく地力はある。むしろ、主力の年齢的にも今年優勝しなければ後が厳しくなる。投打に補強はしたが、若手など固有戦力の上積みが不足気味。

 投手陣は主力は良いが層が薄い。昨年4勝の田中将の上積みは期待できるが、結果6枚目の先発が決まっていない。リリーフ陣も勝ちパターンは確立できているが、長いシーズンを勝ち抜くには、もう2~3人は主力に喰い込みたい。

 野手は西川の加入で課題の一番打者と機動力は補えそうだが、オープン戦終盤に小深田が中堅を守るなど、外野守備力は懸念材料だ。また、新外国人が開幕に間に合わず、右打者不足も相変わらずで、左打者が多い打線はバランスが悪く、ここが課題になる。

【開幕スタメン予想】

 1)※西川⑧ 2)山崎⑥ 3)浅村DH 4)島内⑦ 5)茂木⑤ 6)鈴木大③

 7)和田⑨ 8)※安田② 9)小深田④

 先発)則本 岸 弓削 瀧中(田中将 早川)  

 リリーフ)松井 安楽 小峯 ブセニッツ 藤平 ※西垣 西口 渡邊佑

 控え)炭谷 堀内 ※川島 銀次 渡邊佳 田中和 小郷  

3位~オリックスバファローズ

 発展途上のチームで、連覇を狙える地力はある。ただ、今季はマークも当然厳しくなり、昨年のような戦い方ができるか…Aクラスは維持も連覇は厳しいと予想した。

 先発陣は12球団一で、山本と宮城、山岡と田嶋は故障さえなければ2桁勝利は確実と言え、山崎颯も今季のブレイクが期待できる。反面、リリーフ陣は枚数は多いが層はもう一歩…昨年のようにヒギンス(退団)から平野へどう繋いでいくか課題になる。

 2番に宗とラベロのどちらを起用するかポイントになるが、上位打線は問題はなく、課題は見劣りする下位打線になる。また、機動力なら福田、長打力では吉田正と杉本頼みで、一昨年のようにヒットは打つが点数が獲れない打線にならないようにしたい。

【開幕スタメン予想】 

 1)福田⑧ 2)ラベロDH 3)吉田正⑦ 4)杉本⑨ 5)宗⑤ 6)紅林⑥

 7)安達④ 8)伏見② 9)山足③

 先発)山本 宮城 山岡 山崎颯(山崎福 田嶋) 

 リリーフ)平野 村西 比嘉 本田 黒木 ※小木田 山田 ※ビドル  

 控え)若月 頓宮 太田 宜保 ※渡部 後藤 佐野 

4位~福岡ソフトバンクホークス

 ここに来て故障離脱と世代交代の遅れが解消されず、選手層の厚さにも翳りが見えてきた。優勝候補本命ではあるが、先発投手陣に不安がありBクラス予想とした。

 先発で計算できるのが千賀と石川だけで、当確と言われた田中正と松本が離脱し、一気に2枚不足で、外国人投手の合流が待ち遠しい。リリーフ陣も森が万全とは言えず、モイネロと又吉に続く選手に期待したいが、今季もケガ人が多いのが気がかりだ。

 野手は結局、柳田と栗原、甲斐の不動のレギュラーにグラシアル、中村といつものメンバーに落ち着いた。ガルビスが間に合ったのは大きいが、二遊間と中堅のセンターラインが流動的になりそうなのがアキレス腱で、甲斐に次ぐ二番手捕手もアピール不足。

【開幕スタメン予想】 

 1)※ガルビス⑥ 2)牧原⑧ 3)柳田⑨ 4)グラシアルDH 5)栗原⑦ 

 6)中村③ 7)リチャード⑤ 8)甲斐② 9)三森④ 

 先発)千賀 東浜 杉山(石川 大関 笠谷)

 リリーフ)津森 又吉 椎野 モイネロ 森 尾形 ※藤井 田浦 嘉弥真  

 控え)海野 高田 松田 今宮 野村大 ※野村勇 佐藤 上林

5位~埼玉西武ライオンズ

 昨季、最下位ながら台風の目になりそうなのが西武。ただ、今季も打高投低で優勝を狙うには打線がポイントになる。また、外国人選手が目立たないのも気になる。

 投手陣はルーキーの隅田と佐藤が開幕ローテに入りそうだが、期待はして良いがが計算はできない。渡邊も実質的には2年目のシーズンで、過度な期待は禁物と言える。リリーフ陣は平良が間に合いそうだが、万全とは言えず、増田の復活がカギを握る。

 オープン戦は鈴木が好調で、課題の一番打者に目途がついた。今季も中村と栗山が健在だが、そろそろ尻に火をつける若手の出現に期待したい。開幕スタメン予想以外でも呉念庭や岸が控えており、攻撃陣の層は依然として厚く、打ち勝つ野球で上位を狙う。

【開幕スタメン予想】 

 1)鈴木⑧ 2)源田⑥ 3)森② 4)山川③ 5)栗山DH 6)外崎④

 7)中村⑤ 8)※オグレディ⑦ 9)愛斗⑨

 先発)高橋 渡邊 ※隅田(今井 松本 ※佐藤)

 リリーフ)増田 宮川 十亀 平井 佐々木 與座 大曲 水上

 控え)柘植 牧野 山野辺 呉念庭 山田 金子 岸 高木 

6位~北海道日本ハムファイターズ

 オフの話題は独占したが、印象に残った選手は誰だろう…と思ってしまう。西川や大田移籍で戦力ダウンは否めず、楽しみなチームではあるが優勝の芽は見えない。

 開幕投手はルーキー北山で、クローザーの杉浦が間に合い先発に回ったのか…編成が読めない、先発は上沢と加藤は実績があり、伊藤や河野もいる。リリーフも堀と宮西、ロドリゲス等々投手陣はしっかりしており、変な小細工は必要ないと思うが…。

 野手も読めない。守備力強化の割にはポジションも最後まで流動的…オープン戦最初に見せた超スモールベースボールでもない…どんな野球を目指すのか、公式戦でキャンプでの仕掛けの成果を見てみたい。日替打線でマジックを起こせるか期待は膨らむ。

【開幕スタメン予想】 

 1)※アルカンタラ④ 2)※水野⑥ 3)浅間⑧ 4)近藤DH 5)万波⑨ 

 6)※ヌニエス③ 7)佐藤⑤ 8)今川⑦ 9)清水②

 先発)※北山 加藤 伊藤 根本(上沢 河野)

 リリーフ)杉浦 宮西 井口 堀 西村 池田 ※長谷川 望月 ※古川侑 

 控え)宇佐見 郡 清宮 渡邊 石井 王伯融 松本 

 

 やはり開幕前は予想するだけで、ワクワクしますね。選手の皆さまにはケガなくシーズンを乗り切り、今年は満員のスタジアムで観戦したいですね。